6月上旬:雨も楽しもう☔️鈴鹿山脈でズブ濡れヒル三昧のブチ上げ山行🥳💕in御池岳
皆さんこんにちは!山ガールになりたい女子・齋藤です!
今回は、名古屋で開催された登山総合イベント「夏山フェスタ」を終えた翌日、名古屋の山仲間(←私が一方的に思っている)で、ずーっと「一緒に登山に行きたい!」と思っていたこの方と、念願叶って登山に行くことができました😆🎶
脇海道先生(私は普段「脇ぴ」と呼んでいる)は、登山はもちろんですが
・沢登り
・アイスクライミング
・クライミング
全部こなせるスーパーサイヤ人です🤩
休みがあれば山や自然の中に出かけるパリピ野郎❣️
趣味としてだけではなく、彼は正式な資格として、
・(社)森林レクリエーション協会 森林インストラクター・森林活動ガイド
・(公社)日本山岳ガイド協会 登山ガイドステージⅠ
も取得しています✨
同世代で、アウトドアアクティビティにこれだけ精通した人を私は他に知らない。
自然が本当に大好きで、好きだからこそ、自分で色々な事に興味を持ち、調べるから知識も豊富なので、話していて飽きません😆
面白いし最強だし、いつか絶対一緒に登山へ行きたい!と思い早数ヶ月。。
名古屋と東京だからね、お互い仕事もあるしさ、中々都合も合わないし…(以下省略)
やっと一緒に遊べる機会がキター(°▽°)❤️わっしょい
東海エリアの山は、私と鷲尾さんもあまり明るく無いので、「とりあえず鈴鹿山脈に行きたい!脇ぴオススメの山に行こう!」と伝えたところ、「御池岳とかどうですか?脇海道オススメです」と提案され、「よく分からんけど、おっけまるー🙆♀️🎶」と何の知識も想像も下調べも無いまま、ワクワクしながら当日を迎えました!
(この下調べの無さにより、我々はあの生物の犠牲者になることに…☠️)
初の鈴鹿山脈⛰梅雨真っ盛りの天気☔️でも、山は楽しめる!
朝、名古屋駅近くでレンタカーを借りて、鈴鹿山脈を目指します。
が、合流した脇海道!
朝飯食って無い、持参して無い、タバコも無い。
吉幾三もビックリの無い無いずくし🤪
というハイパー装備でいらっしゃったので、まずはコンビニに寄ったのですが、購入した朝食のチョイスが謎で
・納豆巻き
・ラムネ
ラムネが無いとダメだそうです(´・ω・`)WHY?
齋藤:御池岳って鈴鹿7マウンテンに入る?
脇海道:入らないんですけど、脇海道オススメの山100には入ります。
齋藤:100は範囲広すぎ!www
そんなこんなで、鈴鹿山脈に向けて出発した車内はワイワイガヤガヤ🥳
私が「見せてー」とリクエストしていた、クライミング用のギア(ナチュラルプロテクションと呼ばれる物)や、GPSなど、普段愛用しているアイテムを実際に見せてもらいました💡
リスペクト「水曜どうでしょう」班っぽく、車内の動画を撮影したので、後日Youtubeにアップするかもです🤓(未定)
ぶーーーーーん🚗🚗🚗=3
名古屋駅から約1時間で目的地の御池岳登山口に到着🎶
梅雨真っ盛りで雨も降っていたので、レインウェアを着て、ザックカバーを装着。
が!脇海道は超軽装備!!
ウルトラライトハイクか!?ってぐらいの装備で、比較すると我々はかなりの重装備…
脇海道:この靴「今日こそ捨てよう」と毎回思って、もう5年くらい使ってるんすよー。もう靴底もツルツルになっちゃってー。
齋藤・鷲尾:捨てろや!www
齋藤:そのミレーのレインウェアいいね🌟
脇海道:でも下はワークマンで1,980円ですよ。
齋藤:やっす(´・ω・`)
準備も出来ていざ出発❤️!
登って間も無く、脇海道先生が足をヒルに噛まれるという事件が勃発!
本人は慣れたもんで、至って冷静に足から引き剥がす(´・ω・`)
鷲尾さんも至って冷静に、そのヒルを抹消する連携プレー(´・ω・`)
至って冷静を保てなかったのは、もちろん私齋藤でございます😇
そもそも私、ヒル自体が初見の騒ぎでして…
「ぎゃーーーーー😱😱😱」と初見の輩に絶叫されたヒル。
次の犠牲者を出さないため、即座に抹消されておりました。無理😩
脇海道先生は植生や地形・地質、生態学にとても詳しいので、何か見つける度に説明してくれました💡
この一帯は、以前は笹が生い茂っていたそうですが、今は鹿によって食べられ、無くなってしまったそうです😶
ディアライン(鹿の線)と呼ばれる、鹿の背丈ほどの高さでちょうど葉が無くなってしまった木の一帯が分かります。
ここで再び…
齋藤:ギャーーーーーーーー!!!∑(゚Д゚)
御池岳に生息している生物達もビックリ仰天大騒ぎの大絶叫をかましました😇
鷲尾さんを盾にガードし、必死に蛙から離れるII_・)←迷惑
齋藤:それ以上近づけないでーーー😭!!
脇海道:この蛙は毒を持っているんですけど、人間に害はありません。
あと、この蛙はジャンプ力が弱いんですよ。
齋藤:うん、うん、分かったから😭
蛙やミミズに「ギャーギャー😱」と悲鳴をかましながら進むスクリーム齋藤🐸⚡️
齋藤:なんでミミズがいるんだー😭
脇海道・鷲尾:山だから。
齋藤:ですよね(´・ω・`)
山に潜り込んだ一番恐ろしい生き物は他でもない私だ。
御池岳は山全体が石灰岩で形成されていて、カルスト地形が特徴らしいです。
山を歩いていると、この「ドリーネ」と呼ばれる穴ボコが沢山見られます。
脇海道先生が専門用語を交えて詳しく解説して下さったのですが、私齋藤はただでさえ偏差値40以下の低知能で、動植物や地質など無知な領域炸裂な上、人の話を右から左に聞き流す達人なので、教えて頂いた内容を全く覚えずに東京に帰って来ました😇しね
こんな状態ですが、この木はしっかり生きています🌲
ここで脇海道先生がある物を発見👀!!
⚠️ここから閲覧注意です⚠️
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脇海道先生曰く、肉食動物に食べられた状態だそうです。
そこまで分かるなんて凄いですよね😶
齋藤は珍しい発見に興味津々でガン見👀
鷲尾さんは苦手だったようで、そそくさと逃げました🤫
雨ですっかりズブ濡れだったのですが、山頂に着いて「写真撮ろ〜😆写真写真〜📸🎶」と3人ともノリノリ🥳JKかよ
ズブ濡れになって、流石に身体が冷えてきた齋藤。
「でも、あとは戻るだけだから、大丈夫だよ」と言ったのですが、安全管理にはスパルタの鷲尾ガイドは黙っちゃいない!
鷲尾:レスキューシートを着てもらう(`_´)
齋藤:ホワッツ(´・_・`)?
鷲尾:とりあえず、レインウェアを脱いで(`_´)
脇海道:レインウェアの下から、レスキューシートをわざと三角に見せているのが…なんかTバックみたいっすねwww
齋藤:これは悪意あるなw Tバックは何とかしてくれw
鷲尾:はいはい。笑 でもあったかいでしょ?
齋藤:確かにあったかい😳レスキューシートって凄いね!
鷲尾:使える物は使う。下りは登りと違ってそこまで体温が上がらないので、このままだと身体は冷え続けると思います。体温が下がる事は危険なので、これで車に戻るまでは防げますよ。
齋藤:人間パーカッションでレッツ下山٩( ᐛ )و(ガサガサ音がしてうるさいw)
ここで脇海道先生がまた見つけてしまう…
脇海道:モリアオガエルの卵です。
齋藤:は!?∑(゚Д゚)
鷲尾:孵化すると、あの袋からポタポタ池に落ちて来るんだよ。
齋藤:おえーーー🤮
脇海道:さっき(モリアオガエルの)鳴き声がしたんで、いるはずなんですけどねー
齋藤:おえーーー🤮
脇海道:あ!鹿がいる(超小声)
齋藤・鷲尾:わ!(´⊙ω⊙`)(超小声)
脇海道:野生の鹿がこんな風にリラックスしている姿って良いですね(超小声)
齋藤:私、人間パーカッション状態だから動けない><(超小声)
鷲尾:丹沢の鹿に比べて警戒心が強いね(超小声)
かなり離れた場所にいるのに、私達の僅かな音や声にも敏感に反応していて、こちらに気づいた瞬間あっという間に走って行きました🦌
下山中も色々な話題で盛り上がり、下りはあっという間でした。
ズブ濡れになったけれど、雨の中でも楽しめる登山もあるんだな〜、ピークハントが全てじゃないな〜と、新たな登山の楽しみ方を、また見つけた気がします🌟
標高約1,200m弱ですが、関東圏の山の植生とは異なり、景色も違って、とても新鮮な登山でした。
鷲尾さんとも驚いたのが、カルスト地形の影響もあるのか、苔一帯のエリアが公園のようにだだっ広いということ。
山頂でも無いのに、この景色はこの山脈特有なのかな?
更に鈴鹿山脈への興味が湧き、他の山へも登りたくなりました😊❤️
我々が登山した日は月曜日だったのですが、平日で天候も雨ということもあり、登山中にすれ違った人は1人だけ。
「山にいたのは私達3人だけだったんだ」と思うと、やはり山は自然の植物・生物が命を育み、生活を営むお家であり、我々人間は、そこにお邪魔させて頂いている。
白骨化した鹿の骨を見たり、蛙の卵を見たり…
山では当たり前のように、生き物の命の循環が、自然のままに繰り広げられている。
彼等の生きる場所を荒らしてはいけないし、生態系を壊してはいけないな、と改めて思いました。
ご存知の方も多いと思いますが、鹿は山の植物を食べまくる害獣です。
丹沢山塊は、鹿の影響で植生がどんどん壊されてきています。
尾瀬国立公園でも、近年鹿による食害に悩まされています。
鹿がここまで増殖してしまった原因は、自然界の食物連鎖の頂点にいた、ニホンオオカミが絶滅してしまったため、という説はよく耳にしますよね。
天敵がいなくなった鹿は増え続け、山の植物を食べ、植生が崩れ、どの地域の山も鹿は悩みのタネとなっています。
今回御池岳で印象的だったのが、毒を持つ植物が多かった事でした。
地質の影響なのかどうかは、脇海道先生に聞いてみないと定かではありませんが、植物も生き残る為に毒を持つという方法で進化を遂げたというのは、今まで登って来た山では出会えなかった、新たな発見でした!
沢山の発見に出会えた御池岳。
レスキューシートのお陰で体温も殆ど下がらずホクホクのまま無事に車まで辿り着いたのですが、ここから惨劇の地獄絵図と化しました😱
地獄絵図!ヒル被害で流血三昧🤪💉
無事に下山して車に戻り、「全員濡れているから、まずは急いで着替えよう!」となったのですが…
齋藤はキャップを取って内側を見た瞬間・・・ん?ʕʘ‿ʘʔ
でーーーたーーー😱😱😱
キャップの内側の頭頂部にヒル🥶ガクブル
貴様一体全体どこから侵入してきた!!?
鷲尾さんにぶん取ってもらい、半泣きで
齋藤:血出てない!?😭頭、私の頭、どうなってる!?😭
鷲尾:血は出てないし、キャップにも血はついて無いから、大丈夫だよ(´・ω・`)
齋藤:ヒル、キモい…😭うっ
鷲尾:大丈夫だから、早く着替え…
齋藤:ん?ʕʘ‿ʘʔ ギャーーーーーー(。Д゚)⚡️
ズボンに再びあの魔物がついている🥶ふるふる
鷲尾:(´・ω・`)ノぶん(ヒルぶっ飛ばした神)
齋藤:😭😭😭
ヒルの恐怖に怯えながら、おっかなビックリで着替えていると、、
鷲尾:うわ!!俺もやられてる!
と鷲尾さんの声がしたので振り返ると、足から血を流すMr.ドリーネ鷲尾の姿が😱
鷲尾:下山の時に「くるぶし辺りがなんか痛いなー、靴擦れかな?でも何年も履いてる靴で今更靴擦れするかな?」と思っていたんだけど、コイツのせいだったのか💦
流血が止まらないドリーネ鷲尾😱
靴下も靴の中も当然血まみれ💉
ホラーやん🤡
何とか止血して、石田純一もビックリの裸足に登山靴スタイルで車を運転🚗
しかし、途中でまた靴の中に違和感を感じたようで、、
鷲尾:ねー脇ぴさー、悪いんだけど、靴の中トントンってして中にヒルがいないか確認してくれない?
脇海道:いっすよー
(´・ω・`)ノ🥾パス
鷲尾:ついでに靴の中に手とか入れて確認してくれてもいいよ☺️
脇海道:それは齋藤さんが☺️
齋藤:何の罰ゲーム!?笑
途中コンビニに寄ったのですが、車から降りた脇海道先生が突然、、
脇海道:うわっ!マジか!またいやがった!
靴を脱いだ脇海道先生の足に、またもヒルʕʘ‿ʘʔ⚡️
もう嫌ー( ´ ▽ ` )/💣💣💣
脇ぴとバイバイした後、帰りの新幹線で鷲尾さんにヒルの恐怖を東京駅に着くまでの1時間半、ひたすら語り続けました🤬←は?
齋藤:家帰ってレインウェアとかザックカバーからヒルが出て来たらどうしよう😱
齋藤:ねー、ヒルが夢に出てきそうなんだけど😩
齋藤:ヒル絶対今日の夢に出てくるわー😭
鷲尾:いたらティッシュで捕まえてビニール袋に入れてガチガチに縛って捨てな( ´△`)←うんざり
帰宅して、自分の頭頂部の髪の毛を触ったところ、何やら一部カピカピしている🙄
手で擦って見ると、、ん?ʕʘ‿ʘʔ
血🤡❤️
血だよーーー👻💉
しっかり吸血されておりました🧛🏻♂️まじ卍
1日ありがとう!脇海道さま🥴💖
今回念願叶って、脇ぴと一緒に鈴鹿山脈での登山が出来、まる1日本当に楽しかったです❣️
彼は本当に自然が大好きなので、興味のアンテナが広いのと、それに対して彼自身の探究心がもの凄く、1つの山でこれだけ多くの発見が出来、楽しめる事に感銘を受けました。
自分が興味を持ち、調べて学ぶからこそ、1つ1つの発見や気づきがあるんだと思います。
一緒に歩いて驚いたのは、歩くペースは速いのに、動物の足跡や糞、生き物や植物をしっかり見つける事でした。
彼は歩きながら周囲を観察する余裕があり、見つけた物1つ1つを立ち止まって観察する。
彼は一緒に歩いている時、目の前で起こる物事や状況を、とてもポジティブな表現で口にする事が多かったです。
例えば私だったら「こんな雨の中ズブ濡れでヒル・蛙・ミミズ三昧な山、何で来ちゃったんだろー😭」とネガティブ要素しかピックアップしないクソ発言をかましそうな状況でも(ホント最低だな)、「風が無くて良かったですねー」とか、ガスが一瞬晴れた時も「晴れて良かった」とか、山頂付近で雨が少しおさまった来た時に「雨落ち着いてきたかんじですねー♪」などなど。
これって、自分の経験から想像出来る、物事の捉え方次第じゃないですか。
彼の発想や捉え方は私と真逆で、とても刺激を受けましたし、色んな天候や状況の経験値があるからこそ、着眼点が違うんだろうと思います。
もっと悪天候だったら、厳しいコンディションだったら…実体験が無いと想像出来ない事ですよね。
私はまだまだ経験不足のヒヨっ子だな〜と痛感しました><
「楽しくない登山ってあります?」
彼のこの言葉に一番関心しました。
興味の範囲が広く、専門的な知識が豊富で、自然というフィールドが大好きな彼だからこそ、自然と出た言葉だと思います。
やっぱ脇ぴ好きだわー❤️!!
楽しい1日を本当にどうもありがとう😊🌟
I'm singing in the rain☂️🎶
☆★To Be Continued★☆