11月下旬:白銀の立山室堂で雪の世界を大満喫❄️✨〜雄山登山編〜
皆さんこんにちは!フィギュア集めに精を出しております・齋藤です。
今回の「雄山登山編」を書き終えたら、ツイッターで発信している近況や、雪山のレイヤリングについても書こうと思っています( •⌄• )◞✏️
雪山のレイヤリングに関しては、こちらの記事▼
で、GORE-TEXと「FUTURE LIGHT」のレイヤリングの違い(ハードシェルの下に着るインナーやミドルレイヤーなど)を細かく触れる予定だったのですが、「FUTURE LIGHT」に絞った内容となったので、私のブログで紹介しようと思いますd=(´▽`)=b✨(齋藤クオリティなので、期待しないで!笑)
『THE NORTH FACE MOUNTAIN』の店頭でスタッフさんにレイヤリングについて細かく教えて頂き、撮影させて頂いた写真もあるので(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
さてさて…
浄土山でフィールドテストというミッションを終え、たっぷり雪の立山室堂を満喫した我々(´ω`)('ω')❄️💕
翌日はいよいよ雄山に行く予定🏔
正直、前日まで登れるのかとても不安でした💦
というのも、浄土山に登った際に見えた
写真右端が切れてしまっているので分かり辛いですが、「一ノ越」から先の急斜面…
齋藤:あれ、ノボル(´・ω・`;)?←いつもに増して日本語が下手
鷲尾:そだよ(´ω`)
齋藤:え、え、エグいですね( ¨̮ )←貴女も
鷲尾:まあ3,000m峰だしね(´ω`)←いやツッコミたいのはそこじゃない
浄土山から眺めていても、登っているような人影無し( ◜◡◝ )
鷲尾:トレースあるかな〜(´ω`)←トレースの心配しかしないんだわ
齋藤:それよりも、私、登れるかな(´・ω・`;)?←自分の心配しかしないんだわ
鷲尾:天候にもよるから、「一ノ越」辺りまで行ってみて、難しそうだったら引き返すなり判断を考えようよ(´・ω・`)堅実的
という事で、「まずは行ける所まで行ってみよう」というゆる〜い目標でスタートしたのですが、結果として無事に雄山の山頂に立ち、この写真であります⏬
心配していた「一ノ越」から先の急斜面も、12本爪アイゼンとピッケルのおかげで、ガシガシ登ることが出来ました⛏⸜( ‘ ᵕ ‘ )⸝
天候は生憎の曇り空でしたが、それでも我々にとって思い出に残る最高の登山になりました(*^^*)\(´ω` )/♡
では行こう٩( ᐛ )و
まずは「一ノ越」を目指そう(´ω`)('ω')⛄️
「ホテル立山」に宿泊していたので、そこからえっちらおっちら歩いて、「一ノ越」を目指します(´ω`)('ω')
スキーヤー、スノーボーダーの方が既に移動されていたので、「一ノ越」まではトレースがバッチリありました💡
ただ、トレースはあっても、積雪量が多いので、歩きながら脚はズボズボ雪に埋まって進みづらかったです(´-﹏-`;)
「一ノ越」の麓まではほとんど風が吹かず、歩いていて暑いくらいだったのですが、「一ノ越」直下に近づくと、ちょうど風の通り道になるようで、突然強風が吹き始めました🌪(゚∀゚ノ)ノわーお
歩いている最中は暑いくらいだったので、むしろ強風さえ気持ち良かったです¯\( ˘–˘ )/¯
「一ノ越」までの道中の写真は
スキーヤーの方々のトレースを追って歩いていたら、浄土山との分岐だったようで、そのまま進もうとしている私に
また浄土山に登るところだったよ( ◠‿◠ )おい
強風の中黙々と歩き進めると…
ここで荷物を下ろして、一旦休憩です(´ω`)('ω')🍵
鷲尾さんが持参のサーモスに、朝お茶を沸かして入れて来てくれたので、飲みながら景色を堪能( ◜ω◝ )🍵いい眺めだね〜(おばあちゃん)
いくら登りで暑くなっていても、休憩地点の風速は強いですし、当然風も冷たい。
じっとしているとあっという間に体温が下がるのを感じます。
前日まで「私、あんな場所まで登れるだろうか(´ω`)💭」と不安でしたが、ここまで登る事が出来た自信からか分かりませんが、齋藤の無双スイッチが入り
と、謎の雄叫びを発していました😇厨二病って恐いね
いざ、雪の雄山の山頂へ(۳˚Д˚)۳= ▁▂▃▅▆▇█▓▒
「一ノ越」から雄山山頂までの、我々の登山の大前提として、鷲尾さんにアンザイレンしてもらいました(´ω`)bd('ω' )ヨロシク
鷲尾:ここから先は慎重に進むから、速かったら声かけてね(`・ω・´)キリッ
齋藤:ふぇい('ω')ゞ←心配要素しか無い
「一ノ越」から雄山までの斜面は、吹き曝しの岩稜帯。
風は更に強くなり、暴風レベルになります。
それだけ風が強いので、積もった雪も飛ばされる為、積雪量は少なく、寧ろ斜面がクラストしているので、アイゼンとピッケルをガシガシに効かせながら歩けます!
これがもうめちゃくちゃ楽しかった( ᐢ˙꒳˙ᐢ )♪
斜面の傾斜が急な場所では、ピッケルを使って、言わば三点支持的な登り方をしたのですが、その時ふと思ったんです…
爆風の中、齋藤の脳内も暴風域と化し
静粛に¯\( ˘–˘ )/¯カオス
急斜面を登るので、一気に高度が上がり、当然呼吸が乱れる速度も早まります。
急がず、自分達のペースで一歩一歩着実に…
ギアの有り難み、雪山という過酷な環境下に耐えられるハードシェルのスペック。
久しぶりに使う12本爪アイゼンとピッケルも、「アイゼンの爪をシェルのズボンの裾に引っ掛けずに歩けた」とか、「ピッケルの使い方が危なっかしくなかった」とか…
本当に些細な事ですが、その一つ一つが山頂に着く頃には私自身の「自信」に繋がっていました🌟
裏切らない雄山からの絶景✨!爆風極寒の山頂からお届けします🎤👩💼
写真左から、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳(ˊo̶̶̷̤ .̫ o̴̶̷̤ˋ)ビューティフォー💕
写真左の斜面は、大汝山に続いています。
山頂で唯一出会ったソロ登山者のおじ様に「ちょうど良かった(´⊙ω⊙`)!登頂記録の写真撮ってもらえます🤩?」と声をかけられ、笑顔で応じる鷲尾サンデー(*´ー`*)尊い
おじ様に「危ないから!あまり奥まで下がらないで!」と言われながらも、写真に対する拘りが相当強いお方だったようで、3分くらい2人で四苦八苦しておりました( ◜◡◝ )尊い
山頂で素晴らしい景色を眺める事が出来たし、アンザイレンしてもらいながらも、ここまで自力で登って来る事が出来たのは、本当に嬉しかったです⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝♡
山頂ではあっという間に身体が冷えるので、長居はせずに下山します⛏
雪山のリスクを想定して、装備確認と登山計画をしっかりと💡
下山は登りよりも更に慎重に…🐾
とは言え、クラストした斜面に12本爪アイゼンがバチ効きしてくれたので、一歩一歩丁寧に進んで行けば、下りの方が登りよりも体力的消耗は少なかったです。
しかし!何もトラブルが無かったわけではありません^._.^
鷲尾さんはアイゼンの紐の調整が合わず、何度も脱げそうになって履き直したり…
しかも、薄手のインナー手袋を忘れてしまった為、アイゼンを直す度に、厚手の手袋を脱いで素手になっていたので、最後の方には
鷲尾:手の感覚が無くなってきた(∩´﹏`∩)ヒエヒエ〜
齋藤:大丈夫か?(´;ㅿ;`)パトラッシュ〜
鷲尾:雪山で素手っていちばんダメなパターンなの(´・ω・`)帰ったらブレスサーモの手袋探さなきゃ( ´_ゝ`)
なんて装備の確認不足があったり…
雄山の山頂で出会ったおじ様は「これから大汝まで縦走しようと思っているんだけど、この天候だからね( ´△`)」と仰っていて、鷲尾さんがしっっっっぶ〜い顔をしながら
「やっぱりそうだよね〜( ´△`)」と仰っていましたが、その後のおじ様の行方は不明です🙃ニュースになっていないから大丈夫だと思う
我々が「一ノ越」に向けて下山している時、雄山に向かうソロ登山者の方とすれ違ったのですが、アイゼンが全く効いていないようで、クラストした斜面で滑ってなかなか進まず、左右のストックでなんとか身体を支えてながら必死!!
すれ違った後、思わず鷲尾さんとその方の靴底を
鷲尾・齋藤:ジー( •﹏• )(´⊙ω⊙`)ガン見
齋藤:アイゼン…履いてたよね(´⊙ω⊙`;)?
鷲尾:履いてたけど…何であんなに爪が効いていないんだろう( •﹏• )うーん
齋藤:チェーンスパイクだったのかな(´⊙ω⊙`;)?
鷲尾:うーん( •﹏• )
齋藤:ピッケルを使わないと、この先危ない…よね(´⊙ω⊙`;)?
鷲尾:うーん( •﹏• )
齋藤:あの状態で山頂まで行くの、大丈夫かな(´⊙ω⊙`;)?←余計な心配だらけの人
鷲尾:うーん( •﹏• )←唸ってばかりの人
その後のソロ登山者の方の消息は不明です🙃ニュースになっていないから大丈夫だと思う
慣れた方なら当然ですが、久しぶりに雪山登山に行かれる際には、事前にギアや装備のチェックを念入りにしましょう💡(夏山期間はお休みしている子達ですからね)
今回鷲尾さんは雪山用の厚手の手袋は持参していたものの、写真を撮影したり、何度も脱げそうになるアイゼンを着用し直すような作業では手袋を脱いでいたので「手が冷えて凍傷になっちゃう〜( ´ω` ):」なんて言っていました。
大袈裟な話ではなく、ちょっとした装備の確認不足や不具合一つで致命傷や命の危険も出て来ます。
登山計画は入念に行うべきですが、天候次第、自身の体力次第で撤退も含めて判断をする必要があります。
夏とは違った魅力が溢れる✨冬の立山🏔❄️
ぶーーーん🚗<(´ω` )(「・ω・)「<東京さ帰るだ
鷲尾:良かった(*´ー`*)今日みたいな雪山のコンディションでも、弱音を吐かず前向きに歩いている姿は勇ましかったよ!笑
齋藤:一ノ越から雄山山頂までのクラストした斜面を歩いている時が、特に楽しかったヾ(*ΦωΦ)ノ✧
鷲尾:齋藤さん、一年前の今頃は、まだ岩殿山や日和田山を歩いていたんだよ(´ω`)
齋藤:「強い」とは?(´・ω・`)どない
鷲尾:冬の北アルプス、特に立山は日本海側だから、晴天に恵まれる方が稀なんだ。
鷲尾:雪山は天候が読みづらいし、荒れてもっと視界不良や強風に曝される事もザラにある。それなのに今回の2泊3日の山行で、これだけの天候に恵まれたんだから、本当に「晴れ女」だと思うよ^^
齋藤:雪山って、やっぱり難しいんだね…
鷲尾:齋藤さんは今回「楽しい」と感じてくれたから良いけれど、もっと悪天候だったり、齋藤さんの体力的に厳しいと判断したら、迷わず撤退していたし、雄山での暴風はまだ優しいレベルで、もっと過酷な状況に陥る事だってある。
それだけのリスクを念頭に置いておく事が大前提だし、尚且つ今回の登山で揃えたような雪山登山の装備って、凄くお金がかかるよね(´ω`)
だから「冬は登山はお休み」って人も多いと思うんだ。
齋藤:私も、鷲尾さんがいなかったら、多分雪山は登ってないと思う( ◜ω◝ )
鷲尾:リスクの想定、装備、あとは地図が読めないと難しいからね(´ω`)
鷲尾:でも、だからこそ雪山ならではの楽しみもあるよ(´・ω・`)夏場は歩けない場所に雪が積もって歩けるようになったりするからね💡
齋藤:ねーねー(´・∀・`)
鷲尾:齋藤さんの場合、まずはロープワークから覚えてもらう必要があるけれど…
鷲尾:クライミングは今まで経験してきた岩登りとワケが違う。一つ間違えれば大怪我や事故、命の危険が目の前にあるスポーツだから、きちんと学んで覚えてないとね(´ω`)
実際に脇ぴ(御池岳を案内してくれた山仲間)も、氷瀑のアイスクライミングで大怪我したしさ(両津勘吉レベルの驚異の回復力で今はクソ元気ですw)。言われたじゃん(´ω`)
齋藤:鷲尾さん…
こうして、ゼロツー(鷲尾)とうまる(齋藤)の冬の立山の旅は無事に幕を下ろしました(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎
ここまで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます❣️お疲れ様でした🙇♀️
☆★To Be Continued★☆