8月中旬:涙の白馬岳登山〜猿倉登山口から白馬大雪渓ルート編〜
皆さんこんにちは!齋藤です。
唐松岳下山後、麓の旅館で翌日からの白馬岳登山をゴネにゴネた私・カミーユ齋藤。
翌朝☀️
絶望この世の終わりモードww
それでも私、
今回の白馬岳登山の行程は、猿倉登山口から白馬大雪渓ルートを経て、1日目は「白馬山荘」に宿泊🏠
翌日早朝から白馬岳山頂へ向かい、そのまま白馬大池〜栂池自然園へ下山する1泊2日の周回コース。
登山口がある「猿倉」までは、路線バスで向かいます🚌💭始発の便に乗りました
それでも私、行きましたから!!
出だしから、私のクズっぷりが露呈していますが、白馬岳はマジでしんどかったです(╥﹏╥)
風がほとんど無く、長時間日差しが照り付け気温が高かったのも体力を消耗させましたし、上りも下りも、それなりに体力が必要です。
あとは「絶対この山に登りたい(๑و•̀ω•́)و」みたいな気持ちとか思い入れも無く、漠然と登っていたので、しんどくなって来た辺りから
と、途方もない戦慄迷宮に迷い込みました😇地獄
登山は明確な目標があった方が、モチベーションを保つ為に良いかもしれませんね_(-ω-`_)⌒)_私の場合は特に
情緒不安定!(私が)
波乱万丈!(私のせいで鷲尾さんが)
精神安定剤必須!(私が!って言いたいけど鷲尾さん大丈夫!?)
カオスな白馬岳山行記録🤪💣
それじゃあ行くぜ(๑•̀ㅂ•́)و
登山口の「猿倉」に到着🚌ここから白馬大雪渓の入口まで約1時間🥾
鷲尾:齋藤さん、歩くペース早くない?(´・ω・`;)もう少しペース落としても…
齋藤:この林道が約1時間でしょ?今日は6時間以上歩かなきゃなんだから、平坦な道はさっさと進もうよ(;゚Д゚)
この時鷲尾は悟った。
初っぱなからこんな不満垂れ流しブログ、面白くねえ(っ’-‘)╮ =͟͟͞͞ブォン
いよいよ名物!白馬大雪渓あるき❄️のはずが…
例年の初夏頃であれば、上写真の位置ぐらいから雪渓歩きが始まるのですが、今年は長雨の影響もあってか、雪渓がかなり脆くなっており、観測員の方がドローンを飛ばしながら定点観測をされていました。
鷲尾さんは何でも博士じゃないので、正直雪渓のコンディションなんか知らんわけですよ。
って思ってるよ、絶対。笑
目視で200m強ほどの距離でしょうか…
人が点々と歩いている姿が見えました¯\( ˘–˘ )/¯
雪渓の取り付きで、持参した6本爪アイゼンとヘルメットを装着⛑
ここはファンタジーの世界か⁉️次々変わる景観と、我々を導く若き勇者が現れる⚔️🛡
白馬大雪渓ルートのお花畑は圧巻です!!
どこを歩いていても、そこかしこに様々な種類のお花が咲いてます。種類も数も桁違い。
雪渓の雪解け水があちこちに流れ、水は生き物たちの命を繋いでいます。
蝶々や虫や鳥が花の蜜を吸い、花と花を飛び回ることで受粉がされる。
生き物の命の連鎖を目の当たりにした時、ここは沢山の生命の住処で、その生態系を人間の勝手で壊してはいけないなと感じます。
「お花の写真、もっと撮っておけば良かった〜😫💦」と今になって思うんですけど、当時は暑い中ひたすら上りで、一切余裕が無かったです🤪💔
しかもこの時点でまだ森林限界を越えていないので、水辺の近くを通らない限り涼しさは皆無😱
我々が休憩していた時、背後から来た数人の高校山岳部のような子達とすれ違いました。
高校生達:こんにちは!
鷲尾・齋藤:こんにちは〜(´・∀・`)(‘、3 _ヽ)_←くたばるの早っw
高校生A:あっち〜(´-﹏-`;)
高校生B:ここ、酸素薄い気がする( ・`ー・´)
鷲尾・齋藤:🥤٩(´・ω・`)( ⊙⊙)!!←またお前か
齋藤:ねえ、ここってもう森林限界越えてるの?(´⊙ω⊙` )そんなに標高稼いだ⁉️
鷲尾:いや…まだ2,100mくらいだと思うよ🥤٩(´・ω・`)先は長い
少し歩くと、やたらと人が並んでいる場所を発見🔍👀
鷲尾さん、恐る恐る(; ・`д・´)…ゴクリ
雪解け水の美味しさに感動していると…
因みに、齋藤が「この辺に鳥さんがいる!」と思い込んで撮影した写真がコチラ⬇️
水分補給と給水を済ませ、登山再開🥾
上の写真以外でも、巨岩がゴロゴロしている場所が無数にあるので、持参したクライミンググローブが重宝しました💡
上りの傾斜がだんだん急になり、登って、休んで、また登って、を繰り返しながら歩いていると…
ご家族で訪れていたようですが、中学生くらいのお兄さんと、小学校高学年くらいの弟さんが二人で黙々と歩を進めておりました(´・∀・`)(´⊙ω⊙` )✨
若くて体力もあるからか、登るスピードが早い🏃♂️💨
しかし、ご両親はザックの荷物も大きく、そのスピードに追いつけない為ゆっくり。
すると勇者達は、一定の距離を進んだ先で、静かに二人でご両親の到着を待っているのです!!
ご両親が到着すると、また先に進み、ご両親の足取りを気にしながら、着いた先で待っている。
何なのこの出来杉くん達は(゚Д゚≡゚Д゚)✨どこで習ったよ!?
齋藤:あの子達、偉いね〜(*´ー`*)
鷲尾:ご両親の教えが良いのかもね(´・∀・`)お父さんの言いつけは絶対!とか。
齋藤:まだ若いのに、出来た子達や(⸝⸝⸝ᵒ̴̶̷̥́ ⌑ ᵒ̴̶̷̣̥̀⸝⸝⸝)
鷲尾:でも、複数人で登るパーティとかグループ登山って、ああでなきゃいけないんだよ(´・ω・`)
齋藤:ん?(´・ω・`)
鷲尾:歩くペースが早い人は、先に進んでいても良いけれど、必ずその先の合流場所を決めておいて、遅れて来る人を待つのが基本💡
齋藤:そうなんだー(´・ω・`)←コイツ本当何も考えてねーな
この話を聞いた翌日、勇者達とは真逆の行動をとる猛者達にも出会いました( ˙▿˙ ; )鷲尾さんの言葉の意味を激しく理解した
勇者達の黙々と進む姿に引っ張られ、「我々も負けてられんね(๑و•̀ω•́)و( *˙︶˙*)و」と頑張る力が湧いて来ました❣️勇者達ありがとう😭💖
周りの景色や道の状態がどんどん変わっていくので、オタク(齋藤)の脳内🧠は完全に
近づいているようで、まだまだ遠い😩時に励ましの言葉は無責任で残酷💣
違います。
もう少しで稜線><!というタイミングで
なんですけど、「景色が綺麗だから、疲れているけど頑張れる😉👍」みたいなのは無い。笑
もうクッタクタだよ!ww
気合いを入れ直して上っていると…
>ピーピーピー🐤🐤🐤🐤
齋藤:ピーピー?(´・ω・`)何か近くに動物が(‘ω’ )三(‘ω’)三( ‘ω’)キョロキョロ
母鳥は巣の近くに人がいると警戒して近寄って来ないので、早めに巣を離れました。
齋藤:お邪魔してごめんよ( •⌄• )◞元気に育ってね🐤
広がらねー会話。
この600mがかなりしんどい😩
ここまで6時間近く歩いている疲労もある中で、600mの急登を上るわけですから、「もう少し」って思わせておいて、全然もう少しじゃない‼️
人間って何が一番精神的に堪えるか知っているかい?
答え.
600mの急登を上り切り、稜線に出た先で私を待っていたのは、遥か彼方(しかもまた上りがある)先に見える「白馬山荘」。
いい加減オメーは下調べをしろよ!ww
小屋は目の前なのに、小屋までがまた長い上りなんですもん😩
鷲尾:もう少しだから、ゆっくりでいいから進もう(´・∀・`)←ホントに優しいね
普通に歩けば20分くらいで着く距離を、なんと50分もかけて歩きました😇
小屋に到着した時には、不満を言う気力も無くなっていました(‘、3 _ヽ)_
次回、カオスな白馬岳登山「白馬山荘」編。
またも写真が超絶少ないのですが、初めてのマンモス山小屋(※例年であれば収容人数は800人)宿泊体験談をご紹介します∠( ᐛ 」∠)_
☆★To Be Continued★☆