9月上旬:北アルプス・穂高連峰の岩峰 西穂高岳へ〜山頂アタック編〜
皆さんこんにちは!山ガールになりたい女子・齋藤です!
北アルプス穂高連峰・西穂高岳の登山に向けて、「西穂山荘」様に宿泊した我々(´ω`)('ω')
宿泊日は山小屋に到着してから、雷雨が発生し、天候が不安定な状態に☁️⚡️
翌日の天候が気がかりな中、山荘の消灯時間にあわせて就寝についt…
つかなかった(´⊙ω⊙`)
「身体も多少疲れているし、早めに寝落ち出来るかな〜」なんて考えは甘かった( ´ ▽ ` )
普段の就寝時間よりも早いのと、普段とは違う寝床(個室宿泊でこんなん言ったらぶっ飛ばされそう)、そして何よりガッツリ昼寝をした٩( ᐛ )وいえーい
ということで、実際に寝るまでだいぶ時間を要しましたが、なんとか就寝🤤💤
普段の生活では絶対に起きない4時起床なんて出来るのだろうか!?
西穂高岳登山のラスト「山頂アタック編」スタートです٩( ᐛ )و
お爺ちゃんとお婆ちゃん?寝不足どころかただの寝れない人達(´ω`)('ω')
齋藤:うーん(´-ω-`)zz そろそろ起きる時間かな(´-`).。oO チラ( ´_ゝ`)🕒
え!!(´⊙ω⊙`)まだ2:55!?
齋藤:全然寝てねーなー(´・ω・`)チラ(鷲尾イビキ魔人の方を見る)
鷲尾:おはよー(´・ω・`)ガン見
起きてるー( ´ ▽ ` )
鷲尾:僕お爺ちゃんだからね、日付越える前(つまり深夜0時前)に起きちゃった(´・ω・`)シュン
齋藤:そこから寝れなかったの?www(笑い堪えるの必死)
鷲尾:うん(´・ω・`)つらたん
どないー( ´ ▽ ` )
鷲尾:僕、イビキ大丈夫だった(´・ω・`)?
齋藤:いや、完全にアカンかったわ( ´ ▽ ` )
鷲尾:え(´⊙ω⊙`)!!マジで!?
どないー( ´ ▽ ` )
齋藤:起きちゃったから、支度して予定より早めに出発しよう(´・ω・`)
鷲尾:そうだね。団体のお客さんもいるから、そのパーティが出発する前に出た方がいいかもしれない(´・ω・`)
こうして、お爺ちゃん(鷲尾閣下)とお婆ちゃん(ポンコツキノコ研究者)は、いそいそと支度を始めました😇
個室とはいえ、山小屋内は静かなので、物音は通路や隣の部屋にも響いてしまう為、なるべく音を立てないように注意しながら支度をします(´ω`)('ω')
カラビナやヘルメットなど、当たると大きな音がしてしまう物は特に注意⚠️
外に出ると真っ暗な中、複数の方が準備をしたり、既に出発していました。
後々すれ違った団体パーティのショートロープ部隊(西穂から奥穂への縦走=ジャンダルム越え)がカッコ良くてですね、彼らはクライミングギアガッチガチの装備なので、敢えてレストハウスで支度をしていました。
クライミングギアのナチュラルプロテクションは金属なので、ガチャガチャと音が鳴ってしまう為、他の宿泊客の方に配慮され、敢えて別館のレストハウスで身支度をするというスマートさ✨
「カッコいいね〜🌟」なんて言いながら、タバコを吸うカッコ良くないヤニカスちびっ子部隊🚬(´ω`)('ω')
暗闇の中出発…太陽を迎えに行こう🌅
今回の行程は、西穂高岳までのピストンなので、「西穂山荘」様にザックの中の不要な荷物はデポして行きます♪( ´θ`)ノ一気に身軽
先が見えない真っ暗闇の中、我々も出発(´ω`)('ω')
と、ここでポンコツキノコンヌ16世(齋藤)がやらかしまして、ヘッドランプを忘れてくるという雑魚っぷり🤪←処刑
皇帝鷲尾閣下のヘッドランプの灯りが、我々の頼りとなります🙇♀️
ポンコツ(齋藤)が前を歩いて、後ろからエンペラー(鷲尾)に足元を照らしてもらいながら歩く作戦!
「コイツら大丈夫かよ😑」と思われそうですが、案外我ながら器用なもんで(は?)、見えなくなったら要所要所ジョジョ立ちをして足元を照らしてもらい、なんとか歩いて行けました(´・ω・`)※危ないからやめよう
この日の日の出時刻は5:03。
暗い為、歩き始めは自分達がどの辺りまで進んでいるのか分かりづらかったのですが、少しずつ明るくなり始める周囲。
振り返ると、遠くに薄っすらと小さく見える新穂高温泉の街明かり。
薄暗い中でも、風が強く、空を凄い速さで雲が駆け巡るのが見える。
そんな高さの場所を、自分が歩いていることが不思議でした。
朝日が昇るのを「待つ」のではなく、自分達が「迎えに行く」という感覚。
寝不足のはずなのに、全く眠くない。
アドレナリンが出ている状態か。
毎日当たり前に訪れる「朝」。
日常生活で『朝が来る事=布団から出る=今日も始まったー😩』な私の毎日。
山で当たり前に繰り返される自然界の朝は、きっと私の方程式には当てはまらない。
きっと、この朝日の光を待っている生き物は、沢山いるんだろうな。
おはよう、世界。
いくつもの岩峰を越えて、目指すは西穂高岳の頂!!
鷲尾:ここからは危ない岩峰をいくつも越えて行くから、気を抜かないようにね(´・ω・`)滑落したら、怪我をしたり、最悪の場合亡くなったりする危険な場所だから( ˘ω˘ )
齋藤:お、おう(´・ω・`;)ゴクリ
鷲尾:ねーねー、写真撮ってもらってもいい(´・∀・`)?
齋藤:…(´・ω・`)はい、撮るよー📸
道幅が狭いのと、気の緩みで一歩踏み外そうものなら谷深くまで転げ落ちる危険地帯。
岩峰をいくつも登って降りてを繰り返す、気の緩みは許されない場所。
それでも、私(齋藤)はやっぱり岩登りが好きな為か、無事に次々と難所を通過する事が出来ました。
鷲尾:ねーねー、向こうの岩を登ってる姿、ここから撮ってくれない(´・∀・`)?
齋藤:…(´・ω・`)イーヨー
鷲尾:ありがとう(*´ω`*)ご満悦 こっちに来てー!
齋藤:うえーい(´・ω・`)ノ
そして、それは突然現れた
齋藤:あ!雷鳥さん(´・ω・`)
鷲尾:ウソお(´⊙ω⊙`)!?
齋藤:寒くないですか?🎤(´・∀・`)
雷鳥さん:…🐦←逃げない
齋藤:大丈夫ですか?🎤(´・∀・`)
雷鳥さん:…🐦←逃げない
齋藤:これから衣替えですか?🎤(´・∀・`)
雷鳥さん:…🐦←逃げない
齋藤:お邪魔しました(´・∀・`)
鷲尾:齋藤さん凄いね!僕はもう何度もアルプスに訪れているけれど、雷鳥を見るのは生まれて始めてだよ><✨!
齋藤:あ!オコジョ(´・ω・`)
鷲尾:ウソお(´⊙ω⊙`)!?
オコジョさんはもの凄い逃げ足で、あっという間に姿を消してしまいました…
でも、想像以上に小さくて(イタチぐらいの大きさかと勝手に思っていた)、写真で見るとおりの可愛いお顔でした(*´ω`*)💕
鷲尾:齋藤さん凄いね!!野生動物にこんなに会えるなんて(*´ω`*)さすが、動物と会話出来る女!
齋藤:わたしゃムツゴロウさんか( ´△`;)会話出来んし
偶然の出会いにほっこり(*´ω`*)❤️ありがとう
可愛い動物達に癒され、「また会えるかな♪」とワクワクしながら先に進みます❣️
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、西穂高岳の岩峰について簡単に説明すると…✏️
西穂高岳は12の岩峰の連なりで、西穂山荘側から数えて独標が11峰、ピラミッドピークが8峰…という風に、山頂まで続く岩峰にそれぞれ「◯峰」と数字がふられており、西穂高岳山頂である主峰を1と数えます。
つまり、ピラミッドピークは8峰なので、山頂まであと7つの岩峰を越えることになります。
ただ、4峰(チャンピオンピーク)〜2峰はトラバースルート(迂回路)が出来ているので、ピークを越える必要はありません。(⚠️迂回路も危ない場所に変わり無し)
ここから山頂までは写真を撮る余裕があまりなかったので、一気に山頂直下の一枚岩まで飛びますね。
登られた事がある方はご存知かと思いますが、西穂山荘〜西穂独標〜西穂高岳山頂までのルートは、鎖がほとんどありません。
三点支持で岩をひたすら登って、クライムダウンして、を繰り返します。
「鎖が無いと不安」という方には、あまりオススメしません。
如何に三点支持で自分の身体の支点を確保しながら岩場を登降できるか、のスキルはあった方が良いです。
核心部は9峰と10峰あたりですが、ラストのこの1枚岩もくせ者です。
ホールドと足場を何処にするか、頭と身体の色んな筋肉を使って登ります。
ルートはペンキでマークされているので、その通りに行けば問題ありません。
この岩、結構摩擦が効くので、底がしっかりしたトレッキングシューズで、靴底を岩にしっかり密着出来れば登れます。
↑なんだか簡単に書いてしまっていますが、ハッキリ言って、簡単な場所ではないです。
登ろうと思えば登れるかもしれませんが、安全に確実に登りたいという事であれば、ある程度他の危険箇所の少ない山で岩登りの練習をしてから、自信を持って行けると思える状態で挑む事が望ましい場所ではあります。
持っておくと便利なのは、クライミング用のグローブです💡
しっかり摩擦が効くので、ホールドをきちんと確保出来るのと、岩で手を怪我する心配も無し♪
使うと分かる、凄いやつやん!(´・∀・`)
そして、ガレガレの道なので、浮石が多く、人工落石の危険が多い場所です。
ヘルメット着用を強くオススメします。
鷲尾さんから教えてもらったのですが、万が一、自分が人工落石を起こしてしまった場合、大声で「落(らく)!」と叫びましょう。
落としてしまった方向に人がいたら、気付くまで叫び続けた方が良いです。
そして、落石が完全に止まるまで叫び続けましょう。
人工落石や天然落石の恐怖は、体験しないと分かりづらいかもしれませんが(これは鷲尾さんがかなり詳しいので、また折を見て紹介したいです)、ヘルメット着用で減らせるリスクが大きいのは事実です。
山を登る時「どこに足を置くか」、一歩一歩を決めるのは自分の意思なのと同じように、「自分の身は自分で守る」のも立派な自分の意思です。
長澤まさみちゃんも「ヘルメット姿似合ってるね😊」って言ってたし(´・∀・`)❤️
私のようなキノコ王朝ポンコツ16代目(まだ言うか)が言っても説得力に欠けますが、日本を代表する女優の長澤まさみ様が言うなら被るっしょ!!
話がぶち逸れました🤪失敬
こうして(?)、無事山頂に到着できました😊🎶
西穂高岳山頂で出会えた北アルプスのスター軍団⛰✨
360°の大パノラマ😍
北アルプスのスター軍団が雲の間から顔を出し、「おはよう☀️!」と言ってくれているような気持ちに🥺❤️
ここで!西穂山荘様から頂いたお弁当をいただこう(´・∀・`)💕
齋藤:美味し(*´ω`*)美味し🎶おにぎり美味し🍙💕
鷲尾:お菜も美味しい!冷めても美味しい、しっかりとした味付けで、疲れた身体に嬉しいね(´・ω・`)🌟
齋藤:お肉、根菜、煮豆ってバランスもいいね(*´ω`*)おにぎりに合う!
お腹も心も満たされ、アイドルと輩の記念撮影開始( ´ ▽ ` )ノ📷
山頂での景色をたっぷり満喫し、気をつけて下山です(´・ω・`)ノ
足の疲労MAX💦容赦無くガレ場のショックが足裏から襲う😱
当然の事ながら、下りの方が注意が必要になります⚠️
足への負担と疲労が溜まっている中で、ガレ場の岩は容赦無く足裏から負荷をかけてくる💦
足の踏ん張りが弱くなってくるタイミングで、ガレ場では足を取られやすくなり、より注意が必要になります。
我々が登山した日は、幸い登山者が少なくて良かったのですが、登山者が多いと人工落石にも注意しなければなりません。
ただでさえ緊張感を持って歩かなければいけない場所なので、尚の事疲労が積もります><
この時には既に二人とも足が疲れ、口数も少なくなっていました。
アイドル鷲尾は自分のペースでスタスタ歩いて行ってしまう…
普段なら駄々をこねて、ブーブー弱音を吐き出しそうになるのを(←相変わらず最低だな)グッと堪え。。
齋藤:もうすぐ山荘だから、頑張ろうね(´・ω・`)
鷲尾:え?…う、うん(´・ω・`)!
齋藤:西穂山荘で、また美味しいお昼ご飯を食べようね(*´ω`*)
鷲尾:うん!そうだね✨(´・ω・`)成長したなー(ジーン)
鷲尾・齋藤:(´・ω・`)人( ´ ▽ ` )いえい
山で食べるご飯って結局、シンプルな物が一番美味い説!!
西穂山荘様では、何を食べても美味しゅう御座いました(о´∀`о)❤️ご馳走様でした!
疲労困憊のヨロヨロ足で、「新穂高ロープウェイ」まで慎重に下山😩
今回の山行は、時間にかなり余裕を持った行程だったので、西穂山荘から新穂高ロープウェイまでの下りも、焦らず慎重に、ゆっくり下山しました(´ω`)('ω')ソロリソロリ…
疲れた足の時に岩綾帯を歩くのって、マジで辛くないですか!?
ガレ場を歩く時の絶望感と言ったら…
一歩足を置く度に悲鳴を上げそうになる😱⚡️
足の踏ん張りが弱くなって、何度も足がもつれたり、転びそうになったり><💦
それでも今回は弱音を吐かずに、一歩一歩、自分のペースで歩き進める。
天候のコンディションにも恵まれている、時間にも余裕がある。
遅くても、一歩一歩進んで行けば、必ずゴールが。。
齋藤:もう少しだから、頑張ろうね(´・ω・`)
鷲尾:うん!頑張ろう(`・ω・´)
そんな気持ちで時間はかかりましたが、無事に「新穂高ロープウェイ」が見えてきました!
齋藤:さあ!いよいよゴールの武道館が、近づいて来ました!!
鷲尾:!?(´・ω・`)
齋藤:ゆっくりではありますが、着実に一歩一歩、二人は前に進んでおります!
鷲尾:…(´ω`)いつもの劇団ひとりか
齋藤:さあ!もう間も無くゴールの瞬間です!既に疲労は限界かと思われます、それでも二人は、歩みを止めはしません!!
鷲尾:…(´ω`)
齋藤:おや?ゴール地点にゴールテープと、応援の方がいないようですが(`・ω・´)!?
鷲尾:はい、いいから!
鷲尾・齋藤:ゴール♪( ´ ▽ ` )人(`・ω・´)ゴールテープと観客は!?
鷲尾:よく頑張ったね!本当にお疲れ様😊🌟
齋藤:鷲尾さんもお疲れ様!一緒に歩いてくれて、素敵な景色に出会わせてくれてありがとう(*´ω`*)
疲れはしましたが、お互い無事に怪我なく笑顔で下山出来た事、相手を気遣う配慮を持てた事は、私にとって大きな成長です(´・ω・`)今までが酷すぎ
そして、今回一気に難易度を上げた西穂高岳への登山によって、私自身の得意・不得意と、新たな課題を発見出来たことが何よりの収穫です。
次回以降の山行に、必ず活かします!
★おまけ★
実は西穂山荘で偶然、登山ガイドの小川さゆりさんに遭遇しまして(また会いたかったから、本当に嬉しい再会><❤️)、小川さんはツアー登山のガイドでいらっしゃっていたのですが、我々が下山している様子を遠くから見つけて、写真に撮られていました!爆笑
その写真がこちら(´・∀・`)
小川さんのこういう茶目っ気のある、楽しいお人柄が大好きです😆💖
またどこかのお山で会えますように😊💕
次回の山行は、私の登山開始1年の節目となる場所として、選びました。
約1年前、奥多摩の御岳山から始まった私の登山。
1年間鷲尾さんと歩いた事で、果たしてどこまで成長出来たのか!?
☆★To Be Continued★☆