鷲尾さんのザックの中身を卍解します¯\( ˘–˘ )/¯
皆さんこんにちは!「ちかっとチカ千花」が無限ループ・齋藤です。
今回は、謎多き鷲尾ドンジャラのザックの中身を大解剖します( ´ω`)ノ🎒⁽⁽◝︎( •௰• )
普段一緒に登山をしている私も知らなかった四次元ポケットの中身をご紹介❣️
先に言っておきますが…長いです!!
結構細かく書いたので、読んでいると疲れるかもしれません(´-﹏-`;)
鷲尾さんが持っているファーストエイドの知識もご紹介するので、それが少しでも皆様の参考になれば幸いです🙇♀️💦
ツラっ!!ww
脱線し過ぎた🤪笑
早速行こう=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ🎒
まずは鷲尾ザックの基本スペックをご説明します_φ(・_・
12月にkarrimor「ultimate」シリーズの60Lザックを新調した鷲尾さんですが、そもそもの購入理由が「普段使っているザック(35L)だと、雪山装備が入らない(´ω`)💬」からなんですね💡
雪山だとアバランチギアが増えたり、ハードシェルやアイゼンなど、必然的にギアの数も増えてしまうので、どうしても35Lには収まらない。
「クライミングザック」の機能をコンプリートしているので、カラビナを付けるギアラック、ウエストベルトのギアループなどが豊富なのも特徴🌟
あとは何と言っても、アイゼンポケットがザックの外側に装着されているので、収納が楽です!!
そして、圧倒的な背面の強さは「流石karrimor様!」と言ったところでしょうか。(好みがありますね)
karrimorのザックを背負った事がある方はご存知かもしれませんが(ridgeシリーズなどは特徴的で分かりやすい)、背面部分のこだわりは”流石ザックの老舗✨”という感動を実感します。
色々長所を書きましたが、鷲尾さんが実感した「ultimate」ザックの唯一の難点を挙げるとすれば、猛吹雪の中でザックの中に雪が入りまくった。(日帰りだったこともありザックの中身が少なく隙間が多かったので、ベルトの締め方が甘かったのかもしれない…)
まあ、猛吹雪の中を歩くという場面は、多くの登山者の方がそうそう経験する事は無いと思いますが(っ°ө°c)
我々の谷川岳登山(ホワイトアウトー🙃🌪)では、鷲尾さんは下山のゴンドラの中でザックを開けたら
鷲尾:うわっ∑( ◦д⊙)‼️雪の侵略が凄い( °ω° ;)
なんて事になり、中の荷物の大半が濡れてしまいました( •﹏• )
因みに、ワイのMAMMUTザック⬇️
猛吹雪の中でも、ザックに雪の侵入も少なく、何だかんだ優秀でした🎖
ただ、karrimorのultimateも然りですが、雨蓋が外れるタイプは、吹雪の中で雪が四方八方から吹く場合、ある程度の雪は入ります⛄️
これはもう仕方無い。
雪山でザックカバーはNGなので、乾かせば何とかなるから良いでしょ♪くらいに思っておけばOK👍(持ち物も濡れて困らない物、困る物は厳重にパッキング)
装備が多くなる雪山ではkarrimorを愛用している鷲尾さんですが、夏山や低山はコチラです⬇️
ザックの全面を見て頂くと分かる通り、こちらも「クライミングザック」の機能を網羅しており、ギアラックが豊富で、ウエストベルトにはギアループがあります。
アジャスターで調整すれば、なんだかんだで結構な量が入ります。(故に鷲尾さんはパンパンになるほど詰めるのだが…)
カラビナとスリング、ロープは常備しているのですが、ロープワークやクライミング用では無く、全て万が一のレスキュー用です。
クライミングの場合、ロープはより強度と長さが必要になります。
カラビナも、安全環付きと無い物を両方常備しています。
自分達が万が一、怪我や事故に遭った時もそうですが、「もし近くで誰かが負傷しても、何とか出来る最低限の知識や道具は持っている」という感じです💡
それでは中身を見ていこう♪( ´θ`)ノ雨蓋から卍解⚔️!!
①:お財布
②:地図とコンパス
③:ガイド証
鷲尾:お財布は、以前サコッシュに入れて肩から掛けていましたが、登山で歩いている時に揺れると邪魔なので、最近は雨蓋に入れています(´・ω・`)
雨蓋はザックで一番取り出しやすい部分なので、使用頻度が高い細かな物をメインに( •⌄• )◞
私はお財布以外に、お薬、日焼け止め、リップケア用品をまとめた小さめのポーチなどを入れています♪
余談ですが、Diorのリップアイテムはマジでオススメだから女性陣は持っておいて損無いぜ💄!!
登山の時、お化粧は普段より控えめにする方も多いと思いますが、口紅とか色が入ったリップケアは塗るだけでも顔の血色が変わって見えるのと、リップクリームの代わりに使っても良いと思います。
マキシマイザーはグロスの様なベタっと感があるので、風が吹いて髪の毛が付くとゲンナリしますが(だが保湿力は神)、リップグロウは「BALM」と記載されている通り、リップクリーム感覚でグリグリ塗れるので便利です♪
私の話はどうでもいいね😇戻そう‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/
①:髪の毛(トサカ用)ワックス(優先順位の高さww)
②:日焼け止め
③:替えの靴紐
④:ヴィクトリノックスのナイフ
⑤:ヘッドランプ
⑥:マスク
⑦:エマージェンシーシート
ワックスを入れていますが、朝ガッチガチにスプレーで固めて来るので、使っている姿を見た事がありません¯\( ˘–˘ )/¯
替えの靴紐も万が一の為🥾
自分の靴じゃなくても、例えばお客様の靴紐や、私の靴紐が切れてしまった場合などの事態も想定です。
お客様を連れて歩く時は、ヘッドランプは最低2個は常備。
例えば歩いている時にヘッドランプの電池が切れてしまった場合、電池を替えている余裕なんて無いですよね(´・ω・`)暗いから
そんな時にもう1つあれば付け替えれば良いだけなのと、お客様が持参を忘れてしまった場合にお貸しする、などの用途があります💡
じゃあ何で西穂高岳登山の時、ヘッドランプ忘れた私が暗闇でジョジョ立ちしながら歩いたんだよ!って話だよな🤪
マスクは持っておくと案外便利らしいです(「・ω・)「
鷲尾さんは鼻炎でアレルギー持ちなので、例えば宿泊の山小屋が埃っぽい場合(アレルギーセンサーが即発動🚨)、あとは富士山の登山道のような砂埃があるような時にも使えます。
日焼け止めも常備していますが、最近は何だかんだ私の「シーラーデルソル」を使っています(∩。•o•。)っ.゚☆
近いSPFとPA数値のANESSAやALLIEより断然、というか超絶良いです‼️
SPFとPAの数値がこれだけ高いのに、めちゃくちゃ付け心地が軽い🧚♂️💖
塗った時の肌の圧迫感が無く、虫除け効果もあります!(香りも良い✨)
専用のクレンジングも必要無し!
50gで1,600円(税抜)と値段は高くないのに、ありえんぐらいコスパが良い❣️
夏や雪山ではこまめに塗るようにしていれば、肌は一時的に赤くなっても、夜には赤みが引いて残らない。
鷲尾さんは肌が弱いのですが、塗りたくっても肌荒れせず、日焼け止め効果も抜群です👍✨
登山に限らず、様々なアウトドアをされる方にオススメです(ღˇᴗˇ)。o♡
続いてザックの外ジップをば…(´ฅω•ฅ`)
①:ハーネス(Black Diamond)
②:クライミンググローブ(Black Diamond)
③:ザックカバー
④:トイレ用品(トイレットペーバーとビニール袋)
こちらも、サッと取り出せると便利な物を収納しています( •⌄• )◞
ハーネスとクライミンググローブは、クライミングの場合ではなく、レスキュー時に取り出しやすい場所を意識して収納🤔
トイレットペーパー🧻は予め芯を抜いて潰しておくとコンパクトに👍
使用済みペーパーを入れる袋も、透明や白色より、色付きの物がオススメです💡
「水に流せるティッシュ」やトイレットペーパーなど、普段の生活で「水に溶ける」と呼ばれている物でも、山でポイ捨てするのでは無く、持ち帰って捨てるのがマナーです⭐️
岩陵帯では溶けずにそのまま残り続ける場合もありますし、山は色んな生き物のお家なので、動物達が誤飲して、生態系を壊しかねません。
ア゛ーーーア゛ッア゛ーー!!!
わが県のッハアーーー!我が県ノミナラズ!日本中の問題じゃないですか!
そういう問題ッヒョオッホーーー!!解決ジダイガダメニ!
ゴノ、ゴノ世のブッヒィフエエエーーーーンン!!ヒィェーーッフウンン!!
ですから、皆さまのご指摘を受け止めデーーヒィッフウ!
困った時の「銀魂」頼み😇
いよいよ核心部へヾ(*ΦωΦ)ノ次々出てくるマストハブアイテムを大解剖🗃
①:レインウェア上下(JMGA様からの頂き物ですが、最近THE NORTH FACEの新しいレインウェアを購入したので、今後はそちらをメインで使うかも)
②:テルモスの水筒
③:ジェットボイル
④:INNER FACT様から頂いたソフトフラスコ
ジェットボイルを購入したのは割と最近なのですが、あると便利🎶
以前はバーナー(+燃料のガス)とクッカー(お鍋)を別々に用意していたので、格段にコンパクトになりました(*´▽`*)❀
INNER FACT様から頂いたソフトフラスコは予備水筒として、また、飲み口の部分(ペットボトルと違ってノズル式)を利用して、ファーストエイドの傷口の洗浄にも使えると思います( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭ファーストエイドの傷口洗浄については、この後触れます🚰
①:ロープ(太さ6mm・長さ30m)
②:ツェルト
③:ファーストエイドアイテム一式(袋の中は凄いよ✨!!)
普段から山小屋泊なのですが、ツェルト(簡易テント)は万が一のビバーク時の為⛺️
ロープを入れているのは、THE NORTH FACEのアタックザック🎒
この中に、長さ30mのロープが入っています。
先端をサイドジップから出して、ザックを背負ったまま、ルート上に安全確保のためにロープを張る(FIXロープ)ことが出来るようになっています🤔
前述の通り、このロープはクライミング用では無く、あくまで緊急用。
ロープが必要な例は、崖から滑落してしまった時の引き上げに使ったり、危険箇所を通過する時に掴まる支点確保など、色々応用が効きます。(⚠️基本的なロープワークが出来る事が大前提)
私は脳みそが幼稚園児、手先が不器用、物覚えが悪すぎ、という残念大賞トリプルコンボなので、
最後に、四次元ポケットの真髄「ファーストエイドアイテム」一式をご紹介ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭❤️
①:市販薬(風邪薬や胃薬など)
②:ポイズンリムーバー
③:使い捨てゴム手袋、穴が開いたペットボトルキャップ
④:ペットボトルの水(要するに消毒用の真水)
⑤:三角巾
⑥:包帯(Mサイズ、Lサイズ)、テーピング用テープ(サイズが異なる物を3つ)、消毒液
⑦:エマージェンシーキット
鷲尾ドラ・ザ・キッドの本気( ゚Д゚)ψドヤあ
これが一番他の登山者の方と持ち物の量も内容も異なる部分だと思うので、それぞれの使い方も併せて、細かくご紹介しますね🌟
①:市販薬(風邪薬や胃薬など)
おおよそ対処出来る飲み薬などを常備しているかんじ。
⚠️鷲尾さんはお医者さんではないのでお客様に薬を処方することは出来ません。あくまでも自分用です。
②:ポイズンリムーバー
何故剃刀まで入っているかと言うと、体毛が濃い人の場合、傷口の毛を素早く剃る事も必要になるからです。
これからの時期、低山に行かれる方は「こんなのあるんだ〜」程度に知っておいても良いかもしれませんねʕ•̫͡•ʔ🐝
③:使い捨てゴム手袋、穴が開いたペットボトルキャップ
④:ペットボトルの水(要するに消毒用の真水)
ゴム手袋は怪我をした時に、傷口を素手で直に触らない為に着用します。(流血している場合は感染症防止にもなる)
「最近のマイブームはコラ画像作り」というクソ根暗な遊び。
怪我をした時の傷口の洗浄に使います🚰
山での怪我、特に外傷の場合は泥などが付着する事が多く、そこから雑菌が入るのを防ぐ為にも洗浄が第一⛑
飲み水以外にも、真水を持っておくとベターです👍
消毒液でも良いのですが、結局山で出来る処置はあくまでファーストエイド🩹
その後病院に向かうケースもあると思いますが、病院では付着した消毒液を洗い流して処置をするので(意味無いね)、最近は「傷口の洗浄は真水で良い」と仰るお医者様が多いようです🩺
で、キャップに何故穴を空けるかと言うと、ペットボトルからジャバジャバかけると水の消費が早く勿体無いのと、穴空きキャップは水鉄砲のイメージで、節水はもちろんですが、水圧がしっかりした状態で傷口へダイレクトに命中出来ます🔫😎
注意点は、恐らく日本の飲料メーカーであればほとんどキャップの形状は同じだと思うのですが、例えば海外の飲料水(クリスタルガイザー、エビアン、コントレックスetc..)はキャップの形状が異なる場合があるので、予め確認しておきましょう٩( ‘ω’ )و
⑤:三角巾
すぐに包帯として使えるように、包帯型に折りたたんだ状態で携帯しています。
基本は三角巾なので、広げれば骨折や打撲をした腕を吊るして固定する事も可能です👌🏻
また、綺麗な状態であれば止血用のガーゼとしても使えます💡
1枚で止血して、更にもう1枚で固定する🤕なんて風にも使えます( ´∀`)b
これを持っていれば包帯要らずなので、何枚持っていても良し🌟
代用するなら手ぬぐいがオススメ( ¨̮ )割けるので
⑥:包帯(Mサイズ、Lサイズ)、テーピング用テープ(サイズが異なる物を3つ)、消毒液
包帯は正直、先ほどの三角巾でほとんど代用出来ます。(一応常備してる)
テーピングは包帯の固定に使うよりも、靴擦れだったり、足の負担を減らすなどの用途目的が多いです。
消毒液も常備していますが、前述の通り、最近は真水洗浄を推奨しているので要らんかもです。(あくまでキッド鷲尾はガイドだからな)
⑦:エマージェンシーキット
これは登山者ならエマージェンシーシートと併せてMust Haveだろ!!
「YAMA HACK」の連載でもお話しましたが、私が登山を始める時にキッド鷲尾から貰ったアイテムが、エマージェンシーキットとシート、ヘッドランプ(失くしたw)でした。
どうしても登山初心者の場合、3種の神器(鏡、剣、勾玉)ばかり頭に置きがちで、「安全管理なんて皆目検討もつかないZ!」な部分がありますが、エマージェンシーキット・エマージェンシーシート・ヘッドランプは最低限の装備として持っておくべし!
登山用のストックが松葉杖になるって知ってる?
足を捻挫したり、骨折したかも><💦なんて時に使えます。
鷲尾さんが登山でストックを使っている姿は見た事が無いのですが、如何なる時も常備( •̀∀•́ )b
因みに、副木に一番適しているのは、週刊文春などの週刊誌!!ww(文春砲の意外な使い方ww)
しかし大半の人は、山に週刊誌は持参しないであろう¯\( ˘–˘ )/¯
ファーストエイドは、その場に持ちあわせている物で迅速に対応する事。
知識があるのと無いのとでは、施せる処置が違ってきます。
手当が遅れる事によって、大事に至る場合もありますし、その時は平気でも、後々状態が悪化するなんてことも…。(怪我した時って興奮して痛みを感じ辛いですが、帰りに痛み出した!なんて経験ありませんか?)
鷲尾さんの知識は、長年の努力と経験、苦労の賜物です(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ❤︎
参考にならなかったらゴメンなさい🙇♀️💦
長くなりましたが、これらが鷲尾ザックの基本装備( ´ω`)ノ🎒
ここに、行動食やらプラティパスやら着替えやら、その時の山行に必要な装備が加わります( ¨̮ )
「ガイド」という肩書きに恥じない装備と知識は、持ち合わせているつもりです(´ω`;)('ω')
ご覧頂いたら分かる通り…
”映える”物とかオシャレな物など無い¯\( ˘–˘ )/¯
全て実用的な物を効率的に収納しています⭐️
キッド鷲尾の装備も知識も問題無い。
鷲尾さんのファーストエイドや登山の知識はまだまだあるので、直接聞きたい方はコチラをどうぞ⬇️
唐突な宣伝。笑
☆★おまけ★☆