ゴールデンウィーク:どうでしょう的!3泊4日の登山旅〜3日目〜瑞牆山編
皆さんこんにちは!山ガールになりたい女子・齋藤です。
GW特別企画!「どうでしょう的登山旅」もいよいよ終盤。
3日目は、以前から登りたいと思っていた瑞牆山です!
最近はフリークライミングの外岩としても人気スポットなのですかね?(。・ω・。)
クライマーの装備で訪れている方も沢山いらっしゃいました。
(登山道のルートとは別の道から行く場所のようです)
憧れの山への登山に朝からワクワクしていたのですが、実際は上りも下りも苦戦が多く、またも特技のギャン泣きを披露するヘッポコぶりを発揮しました😇
ヘッポコ炸裂で鷲尾さんには迷惑をかけっぱなしでしたが、多くの事を学んだ山行になりました🏔
憧れの瑞牆山アタック!
齋藤:はいどうもー!バーチャルユーチューバーのキズナアイです❤️!
鷲尾:そのモノマネ、この3日間で100回近く聞かされてるこっちの身にもなって下さいよ。
齋藤:飽きた?ʕʘ‿ʘʔ
おはよおおおーーーー٩( 'ω' )و!!
鷲尾:それも勘弁。
憧れの山へ登山だからって、朝からこのテンション…
齋藤:いっくじょーーーー٩( 'ω' )و
鷲尾:朝ご飯はコンビニで良いですか?
齋藤:どうでしょう班っぽいね!行こう٩( 'ω' )و
ぶーーーーーん🚗🚗🚗=3
齋藤:駐車場、混んでるね…というか、みんなどうやって駐車したんだ!?角度😨
鷲尾:朝9時前でこれは凄いですね。 あ!でもあの場所なら駐められるかも!
ぶーーーーーん🚗🚗🚗=3
齋藤:すげー角度に見事に駐車🚗🌟凄い人、ここにもいた!
鷲尾:どうもどうも😎✋
さ、登山計画書も出しましたし、準備運動をして、早速行きましょうか^^
齋藤:いっくじょーーーー٩( 'ω' )و
齋藤:登りは結構な急斜面ですね。
疲れも出てきていて、最初の登りであっという間に息が上がる状態。
鷲尾:苦しそうだったので、こまめに立ち止まって、腹式で深呼吸をするよう声をかけました。
呼吸が整ったら、また歩き出す。
歩行スピードとかコースタイムは気にせず、齋藤さんが無理のないペースで歩けるようにしました。
齋藤:あれが瑞牆山ってことは、今歩いている山って、何?
鷲尾:…手前の山。
齋藤:ʕʘ‿ʘʔ白目
鷲尾:もう少し歩けば富士見平に着くので、そこで休憩しましょ(´・ω・`)
齋藤:富士見平にはテン場があって、沢山のテントが張ってありました。
イスとテーブルもあって、休憩をとる人、食事を楽しむ人、沢山の人で賑わっていましたね。
鷲尾:富士見平の手前に天然の湧き水が出ている場所があるので、そこで給水も出来ます。
我々もそこで給水して、水分補給しました。
齋藤:お水、美味しかったね🌟
鷲尾:そうですね!この給水場は下山時も利用させて頂いて、本当に助かりました。
鷲尾:細かいアップダウンを繰り返し、いよいよ瑞牆山への入り口に着きました。
齋藤:水分補給をして、呼吸を整えて、いざ瑞牆山へ入ります。
齋藤:山のありのままの状態というか、人の手がほとんど加えられていない、山の自然のままの姿を初めて見て、衝撃を受けました。
台風か嵐が過ぎ去った後のような状態で。
「この山は…生きているんだよね?」って鷲尾さんに思わず声をかけたくらい。
鷲尾:もちろん、生きています。
新緑が萌え、花が咲き、雪解け水が流れ、鳥達の囀りが聞こえる。
この山にはこの山の生態系があり、きちんと生きています。
登山道が整備された山も数多くありますが、このように、自然のままの状態でいる山も当たり前にある。
齋藤さんには、山の色んな姿をこれからどんどん見てもらいたいですね。
齋藤:道幅は狭く、とにかく岩だらけ、ひたすら岩登り。
最初は「ジャングルジムみたいで探検している感覚で楽しいな」なんて気持ちに余裕もあったのですが、段々としんどくなってきました><
鷲尾:そんな弱り始めた齋藤さんに悲劇が…
【悲報】齋藤、岩に頭部強打×2
齋藤:ひたすら続く岩登りのような道。
ゴールデンウィーク期間中ということもあり、混雑していて譲り合いが続きます。
あと、正規ルートがよく分からない!
どこから登るのが正しいというか、「安全」なのか。
鷲尾さんがリードして歩いてくれたんですけど、途中途中「ちょっと待って、向こうのルートの方が安全」と言って登り返すっという場面もありました。
そんな中、「あ、これ登れない…」という岩が。
たまにボルダリングをするのでクライミングの感覚はなんとなくはあるものの、どこをホールドして足の支点を確保するか、間違えると危ないし、、
なんて考えながら登ったら、見事に頭部を岩に強打🤪🤪🤪クラッシュ
鷲尾:あ!ヤバい!!と思ったら時既に遅しで…
齋藤:強打した瞬間目に一気に涙が出てきて
うわああああーーーーーー。゚(゚´Д`゚)゚。
いだーーーい。゚(゚´Д`゚)゚。あーーー
鷲尾:頭に号泣スイッチとか付いてて、それ押しちゃったのかな?ってぐらい瞬殺でしたね。
齋藤:いだいーー。゚(゚´Д`゚)゚。うおーー
鷲尾:よーしよーし( T_T)\(^-^ )
齋藤:ムツゴロウさーん。゚(゚´ω`゚)゚。ヒック
鷲尾:少し落ち着いたところで、別の安全なところから登らせるか考えていたら、齋藤さんから
齋藤:スリングとカラビナでビレイ取ろう。
鷲尾:迷い無し。OK!
カチャカチャ、シュルシュル…
鷲尾:救出完了( T_T)\(^-^ )
齋藤:ごめんなさい😢
正直周りの登山者の人達からは「何してんの?」みたいな顔されましたけど、自分達が持っているギアやスキルで出来る事で、安全に登るに越した事は無いし、安全に怪我なく登れればそれで結果オーライじゃないですか。
あと、個人的に気になったのが、下りの人で結構な距離(岩から地面まで)をジャンプで下りてる方がいたんですけど、下りって足に負担がかかるじゃないですか。
そこにそんなジャンプして、更に負荷をかけるのって大丈夫なのかな?って思いました。
「お前らターザンかよ」って。笑
別に身体能力の凄さを競う競技では無いと思うんですよ、登山って。
仮に怪我して歩けなくなったら、残りの下山どうするの?
誰かが背負って、この距離下りれるの?
装備もナップザックですか?みたいな最低限の物しか持ってないようなかんじだったし。
みんなそれぞれの楽しみ方で良いと思います。山は自由なので。
ただ、安全に怪我なく登って無事に帰って来る、それが登山の大前提ですよね。
鷲尾:アレ、それ、誰かのセリフですね。笑
でも、仰る通りで、「万が一」を想定出来ない登山者の方は多いですね。
気の緩みで怪我をするパターンって実際多いですし、危険と困難は違いますからね。
齋藤:そんな矢先、もう1発岩に頭突きクラッシュ受けたんですけどね🤪🤪🤪
鷲尾:前見なさいよ。
齋藤:すません。。
鷲尾:山頂までの最後の難関だったのが、山頂直下の北斜面でしたね。
急斜面で鎖と梯子があるんですけど、雪が残っていて、滑る滑る。
ここでも齋藤さんを超イレギュラーで鎖にビレイをとって、なんとか山頂まで連れて行けました。
齋藤:めんぼくねーです…(既にこの時点でめちゃくちゃ落ち込んでいる)
やっとこさっとこ瑞牆山山頂に到着!
鷲尾:無事に山頂に到着しました!
良かったですね、齋藤さん^^
齋藤:うん…(´・ω・`)しゅん
鷲尾:ホラ、山頂でいつものドヤ顔を!
齋藤:…(´・ω・`)
鷲尾:ん(´・ω・`)?
齋藤:いいよ…(´・ω・`)
鷲尾:なんで(´・ω・`)?
ここまで頑張って歩いたんだから、写真撮ろうよ(´・ω・`)
齋藤:うっ(´;ω;`)いいよお
シュタタε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(´;ω;`)┘
(山頂の端っこで体育座りを決め込む隠キャ)
足手纏いでごめんね。。
みんな楽しそうなのに、私、全然楽しくない(´;ω;`)
鷲尾:ここまで頑張って歩いて偉いよ(´・ω・`)
みんなと同じように、楽しんでいいんだよ(´・ω・`)
齋藤:うっ(´;ω;`)
鷲尾:とりあえず、ご飯食べようか(´・ω・`)ね
齋藤:うん(´;ω;`)
🍛山頂でカレーメシを食べました🍛美味❤️!!
ご飯を食べたら元気になる単純女・それが齋藤クオリティ😉⇦死ね
齋藤:お願いだから!鷲尾さんお願いだからそれ以上前に行かないで><
落ちたら私一人じゃ帰れないから(´;ω;`)
ワタシ、一人じゃ、帰れないから!!(´;ω;`)⇦クソ自己中死ね
鷲尾:はいはい(´・ω・`)
恐怖の下山😱
齋藤:下山はとにかくおっかなかったねー。
ピストンだったから、登って来た道分かってるじゃないですか。
「あの場所下るのかー😨」って考えたら怖かったです。
鷲尾:とりあえず、山頂直下には雪、梯子、鎖場があって最初の難関になるので、ソッコーアイゼン履かせました。
齋藤:しかも持参してたのがブラックダイアの12本爪っていうね。笑
鷲尾:最強装備ですよ😶
齋藤:周りの人達が恐る恐る悲鳴上げながら下りてる中、一人アイゼンで余裕ぶっこいて歩いてたから、なんか、サイボーグみたいな気分でした。笑
頭の中でターミネーターのBGMが流れて、「I'll be back😎」って言いそうになったよ。笑
鷲尾:余裕でしたね^^
齋藤:そんな中鷲尾さんはアイゼンを履かないで「わー!」とか「ぎゃー!」とか言いながら「でも、齋藤さんには、この12本爪アイゼンがあるので、安心してギアを信じて一歩一歩進んで下さい」ってくだりを5分くらいしてました。笑
鷲尾:ちょっとしたテレビショッピングの回し者みたいな。笑
齋藤:あのくだりは面白かったね。笑
このブログを読んでる人、誰も笑ってないと思うけど。笑
鷲尾:我々が下山している途中で、まさかのこれから山頂に向かおうとしているお爺さん(ソロ)に遭遇しましたね。大丈夫だったかずっと気がかりでしたが。。
齋藤:ねー><
しかも両腕にストックで、息も上がって結構くたびれている様子だったし。
富士見平の給水所まで戻って来て、水分補給して一息つきながら、「あのお爺さんは大丈夫だろうか。ビバークする気だろうか」って気になって仕方なかったよね。
鷲尾:特にあの後ニュースで報道も無かったので、きっとご無事だったのでしょう。
瑞牆山登山で学んだ、ギアの有り難み
鷲尾:今回の旅3日目にして、一番アップダウンのある瑞牆山というエッジの効いた登山、ご苦労様でした。
齋藤:どうでしょう班っぽくていいんじゃないかな。笑
しんどかったんですけど、その分学んだ事も多かったです。
ギアの有り難みを痛感しましたね。
靴からアイゼンから、スリングとカラビナも、鷲尾さんの応用力があったから、あの場の判断で使えた。
ギアって登山専門店で、店員さんと相談しながら買うじゃないですか。
値段も安くないし、体の安全を守る、預ける一部になるからこそ、しっかり選んだ方が良いと思いましたね。
軽装備の人が多かったのも印象的でした。トレランとか。
山は自由なので、自己責任でお好きにどうぞですけど、見てて「その装備で怪我しない?怪我したら大丈夫?!」って勝手にお節介オバさんになりそうでした。
鷲尾:そうですね、山は自己責任ですからね。
怪我をして痛い思いをするのも自分。
自分の身を如何に自分で守るか、そこは登山者皆さんが意識してもらえると良いですね。
それは齋藤さんにも言えますけど、基本的に前方注意が出来ない!!
なんでそんなにぶつける!!?
齋藤:ぐうの音も出ないでございます。
鷲尾:どこ見てるんですか?
齋藤:目は一応前に付いてるから、前は見てるんだろね(´・ω・`)
鷲尾:…(´・_・`)
では、私はやっぱり燕岳へ!!
齋藤:え(´・ω・`)?
じゃ、じゃあね(´・ω・`)
ーーーー完ーーーー
最終日の4日目は、のんびり松本市内を観光しました🎶
3日間コンビニ飯と松屋とスーパーの惣菜にお世話になり、ロクに信州名物も食べていなかったので、松本の蔵町でお蕎麦、馬刺し、フキノトウの天ぷら、野沢菜のお浸し、シメにソフトクリームまで食べて存分にグルメを満喫して大満足で帰りました😋🍦
さあ、次はどこのお山に行きましょうかね🤔❤️
☆★To Be Continued★☆