北海道・稚内に移住した友人と考える🤔SDGsにまつわる取り組み🌍
みなさん、こんにちは!齋藤です。
先日、稚内在住の友人と、鷲尾さんを含む3人で、Zoomで近況報告会をしました◝(⁰▿⁰)◜✧
まともな奴一人もいなくて草。(嘘です鷲尾さんと友人は超ハイスペックです)
友人は元々関東の都会育ちなのですが、仕事の都合で約1年前、稚内に移住しました🏠
自然保護に携わるお仕事をしているので、環境保全への意識も高く、元から地頭も良いので、移住してから様々な視点で、地域環境や問題を考察しているようです( •⌄• )◞
そんな友人と、気付けば近況報告会から、お互いの意見交換会に。笑
互いの考えを否定せず、価値観を押し付けない。
3人で会話をする中で、とても参考になる考え方が沢山ありました💡
今回は、我々のトークのメインテーマとなった、SDGsの取り組みと自然保護について、ご紹介しようと思います₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎
「そういう考えもあるのね〜」という参考程度に、読んで頂けると幸いです₍₍ ◝( ‾▿◝ )◟ ⁾⁾
友人が稚内に移住して気付いた事〜住み続けられるまちづくり編〜
友人:全然!笑^^ 北海道って、内陸部が一番冷え込むんですよ。稚内は海沿いだから、風が吹くと体感的に寒くなるけれど、気温自体はそこまで下がらないんです。
鷲尾:もう稚内に暮らして1年経つけれど、住み心地はどう?
友人:東京に比べたら田舎ですけど、生活には全然困らないですよ。例えば、東京に住んでいた頃、家電を買おうと思ったら、ビックカメラを見て、ヤマダ電機を見て、ケーズデンキを見て、更に自宅に帰ってAmazon見て、「どれにしよう🌀」なんて迷ってましたけど、こっちはそんな選択肢無いんですよ。笑 家電量販店が市内に1店しかないから、そこかAmazon。笑
友人:そう、なきゃないで別に困らないの^^
友人:僕、ハードコンタクトを使っているんですけど、一度落としてしまって、作り直さなきゃいけなくなったんです。それで市内で唯一の病院へ行ったら、その日眼科医がいなかったんですよ。笑 週に1回しか出勤しないみたいで。結局眼科医のいる日に改めて行って、再度作るまで2週間かかりました💦笑
齋藤:医療体制の問題は、地方では確かに深刻かも…。私の地元も少子高齢化が進んで、高齢者が増えると、必然的に医療は不可欠になる。最近大きな総合病院が出来たんだけれど、その前まで、町の開業医の先生が、何人も患者さんを抱えていて、過労でたたんでしまった所もあった。
友人:稚内も例に洩れず、少子高齢化が進んでいる。若い人達はどんどん札幌や東京の都会へ出ちゃうからね。やっぱり大学進学で都会に出ると、戻って来ないんだって。Iターン、Uターンの取り組みを強化しないと、街としては今後心配だよね。
友人:在宅ワークとか、働き方がより柔軟になる事と、若い世代が「子育てをしたい」と思うような環境づくり、かな。あとは先に言ったように、医療体制の充実は凄く大切だと思う。医療が整っていないと、結局若い世代も離れちゃうんじゃないのかな。
齋藤:私の地元も今、宅地開発が進んでいて、若い世代に住みやすい、子育てしやすい環境を整えようと努力しているみたい。でも、結局その人達が住むエリアって決まってるの。だから、保育園の待機児童も出てる。私の実家がある地域には、全然若い人が増えなくて、小学校も統廃合したりしているくらい、少子化が進んでいるんだ。
鷲尾:地域間格差が大きいんだね。
齋藤:村八分的な風潮がまだまだ強いんだよね。他所者に対して風当たりが強いと言うか。一時期、「田舎暮らし」が憧れになって、流行ってたじゃない?もちろん上手くいって、悠々自適に暮らしている人もいるけれど、大抵挫折のきっかけはご近所付き合いだと思う。
友人:僕個人の経験だけど、稚内に移住してから、そういった排他的な扱いは、今のところ感じていないかな。でも、齋藤さんの言い分もよく分かるよ。僕はたまたま稚内に移住したけれど、違う地域だったら同じような経験をしていたかもしれないからね。
友人:近くの利尻島、礼文島への移住者も増えていて、寧ろ島としては歓迎しています。転勤族の人たちが「もし転勤で異動するなら、稚内に残って起業しないか?」って誘われることもありますし、住人を増やすことには熱心に取り組んでいますね。
友人が稚内に移住して気付いた事〜環境問題・海編〜
友人:こっちに来てかなり衝撃的だったのが、漁師さんがタバコを海にポイ捨てしていたことですね。笑
鷲尾・齋藤:嘘!?笑
友人:いや本当…ビックリしましたよ!
友人:東京も多かったですけれど、こっちもゴミのポイ捨てはあるんですよ。
齋藤:それが今問題になっている、プラスチック製品のゴミ問題にも繋がるわけだが。
鷲尾:原料が化石燃料というのも問題だし、ポイ捨てされたゴミは、最終的に海に流れ出てしまう。それが海の汚染と生態系が脅かされるっていう事に直結するんだよね。
齋藤:日本って自動販売機めちゃくちゃ多くない?海外の人が、あまりに多種多様で驚くらしいよ。海外だったら、治安の問題もあるから、あまり自動販売機って無いんだってね。だから必然的にお店で買うか、マイボトルを持参するらしいんだけど。喉が渇いたらすぐに買えるから便利だけれど、その分プラスチックのペットボトルを生産しているわけだよね。
友人:今後は益々、バイオマスを使ったペットボトルの普及と、自動販売機の撤去や削除が進んでいくと思う。
鷲尾:パラオなんかは日焼け止めを塗って海に入っちゃダメなんだよね。
齋藤:そうなの(´⊙ω⊙`)!?
鷲尾:うん。海の生態系を壊す原因になりうるから。それに、飛行機のチケット料金に、100ドルくらいの環境税が組み込まれているんだ。
友人が稚内に移住して気付いた事〜環境問題・自然保護編〜
齋藤:北海道の山ってさ、やっぱりゴミのポイ捨ては無いの?前に携帯トイレの件で少し聞いたけど。
友人:基本的にね。利尻山は携帯トイレもマストで持参、回収だし。
齋藤:前の夏にアルプスに登った時、ペットボトルのゴミが放置されていたの!しかもタチが悪いのが、ハイマツの中に隠してあったんだよね。
友人:えっ!!?
鷲尾:夏のアルプスは登山者が多いからね、そういう人もいるんだよ。皆んなが皆、マナーを守れるわけじゃない。
齋藤:マナーというか、モラルの問題だよな…。登山って、そもそも人間のエゴ以外の何物でもないし。
齋藤:なかなかね〜それが難しいんだよね〜…反対する人もいるし。。
---------ここで、イケメン鷲尾による豆知識💡---------
アメリカは創立から僅か200年弱の歴史の中で、観光立国として成立しています。
長い歴史を持つヨーロッパの様に、歴史的建造物などの文化的なバックグラウンドが少ないにも関わらず、です。
観光資源として重要な役割を担っているのは、やはり国立公園です。
世界最初の国立公園・イエローストーンを始め、数々の自然豊かな国立公園を保有しており、その土地の全てを国が買い取っています。
現代まで繋がる、アメリカの国立公園の理念を確立させたのは、「自然保護の父」と呼ばれている、1800年代の作家、ジョン・ミューアと言う人物です。
環境保護を大切に考えていた彼は、国立公園を増やそうとする試みに邁進しました。
---------イケメン鷲尾による豆知識、おわり---------
友人:富士山なんかだと、入山料が発生しませんでしたっけ?
鷲尾:発生するよ。ただ、富士山って入口に人数カウンターがあるんだけれど、その人数と支払われている料金のトータルが合わないんだって。訪れている人の7割程度しか、入山料を支払っていない計算になるみたい。富士山なんかは、それこそ色んな人が訪れるから、安全の為に沢山のパトロール隊員だったり、登山道のチェックが必要だから、管理と維持に凄くお金がかかるんだよね。
コレ、自分なりに噛み砕いて書いてるんですけど(鷲尾さんにかなり分かりやすく説明してもらった)、実際この人達難しいこと話すんで、私の脳みそじゃ、ちょっと分からない事多かったです。笑
みんなで考える「地球温暖化」🌍〜気候変動に具体的な対策を〜
鷲尾:そういえば去年の10月に、知床半島で試験的なマイカー規制がなかったっけ?
友人:ありました!これまでも夏の週末とか限定的に「知床自然センター」から道道93号区間を規制していたんですけれど、10月の2日間だけ試験的に、ウトロ市街地から規制の区間を延ばしたんです。
友人:そうなると生態系は壊れてしまう。その為にも、野生動物と人間とは、絶対に一定の距離を取らなければならない。観光客は一時的に訪れて帰ってしまうけれど、町の人達は熊と共生しなければいけないからね。
鷲尾:まして北海道は本州と違ってヒグマだから、大きさが違うよね。
友人:この前、稚内の市街地にも出没して、騒ぎになったんですよ🐻💦笑
友人:思うんですけど、僕ら生まれてから20〜30年そこそこで、温暖化の影響を肌で感じるレベルってヤバくないですか?笑
鷲尾・齋藤:ヤバい。笑
齋藤:でもさ、電気自動車の価格ってめちゃくちゃ高くない?笑
鷲尾:スイスのツェルマットなんかは、電気自動車しか通れないし、入れないんだ。
齋藤:そうなの(´⊙ω⊙`)!?
鷲尾:ツェルマットって、地形的に谷合だから、排気ガスが籠りやすいんだよね。日本製の電気自動車なんかだと、寒くてバッテリーが上がってしまうから、電気自動車は全てツェルマットで手作りされているらしいんだ。燃料となる電気は、ツェルマットにあるダムで水力発電を利用して作られている。完全自給自足のクリーンエネルギーだよね。
齋藤:”住民が自主的に”ってところが凄いよね!意識の違いが伺える。
鷲尾:日本も自動車生産大国として、脱・炭素の推進や意識を変えていかないとね。
齋藤:沈んでしまうかもって危惧されているのは、イタリアのヴェネツィアなんかもそうだよね。
結局、大切なのは子供たちへの”教育”なのでは✏️
友人:漁師さんのタバコポイ捨ての話じゃないですけど、やっぱりある程度年齢を重ねられた方に、モラルやマナーを説いたところで大して理解を得られないんですよ。それはその人達が悪いわけでは無くて、そもそもそういう行動が”いけない事”と教わって来なかったから、仕方がないんです。
友人:僕、この歳になっても思いますけど、”誰かに自分の意見を伝える”って、社会人になって鍛えられたから出来るようになりましたけど、今でもまだまだ勉強不足だなって思うんです。自分の意見を相手に伝える練習って、小学生からやっても良いと思うんですよね。極論、ずっとディスカッションしてても良いのかなと。笑
友人:教科書通りの勉強だけではなくて、例えば自然教室だったりとか、実際に現地で学んでほしい。自然は教室と教科書だけでは学べませんから。
模範解答👏
沢山の発見をくれた友人に感謝✨
今回の我々の意見は、あくまでもそれぞれが考えている事をアウトプットしただけなので、どれが正解なんて無いです。
ただ、”自分達なりにテーマと課題に対して考える”という事に意味があったと思います。
私は、私が知らない知識を分け与えてくれる人が好きです。
新しい価値観に気づかせてくれる人が好きです。
鷲尾さんも、友人も、そんな大切な人達です。
久しぶりに、誰かに自分の考えだったり、学んだ知識を話してアウトプットするという作業をしたので、とても楽しかったですし、脳みそ使いました。笑
「また、Zoomでこういうのしようね〜^^」と言って締めくくられました♪
ニオイが気になる季節🥵自称『体臭研究室・室長(齋藤)』の日々🧪
みなさん、こんにちは。
昔から五感が鋭くてですね、特に嗅覚、聴覚、触覚への反応が過敏です。
嗅覚に関しては、人、空間、あらゆる物質、物体に反応するのですが、そんな私が数ヶ月前に気付いたのが…
今回は、研究員(強制)鷲尾ニキと共に、加齢臭だけではなく、これからの季節に気になってくるニオイ問題について、自称「体臭研究室・室長」として取り組みます🧪
隠キャ”オタク”こそ、清潔で美しくあれ!加齢臭への試行錯誤
あーのーさー
IKKOさんがいつか仰っていたのが、本来香水等匂いのする物は、付ける前にシャワーで肌を綺麗な状態にするのがベストだそうです。
と言ってもなかなかそんな時間も無いし、日中に付けたくなったりするので、そんな時はデオドラントシートやスプレーで、きちんと匂いをオフしてから、香りを付けましょう💡
この一手間で、香りの印象は変わります。
気温、体温によっても香りは変化するので、コロンや香水は季節毎に変えるのがベター。
後日☀️
そもそも、鷲尾さんは今まで匂いや身なりに無頓着過ぎました。
色の組み合わせも、「なんじゃそりゃ!!?(´⊙ω⊙`)」って物も多かったので・・・
鷲尾さんって顔立ちがハッキリしているので、ガチャガチャ色や柄物を入れないで、シンプルな物を合わせた方が引き立つと、勝手に思っている。(無地のモノトーンで十分)
ストレスだったり、過労でも匂いは増すようです。
自分の好きな入浴剤や、ボディケア用品を使って、香りでリラックスするのは心地良いものなので、たまには贅沢でサボンだったりザ・ボディショップなどのブランドアイテムを使ってみるのも良いですよね。
男性でも買いやすいブランドだと、イソップも香りに定評があります。
キールズなんかはメンズ専用ラインが出ていて、パッケージもおしゃれなので買いやすそう。
鷲尾さんは、デオドラントアイテムの使い方もよく分かっていなかったので、そこも1から。
ロールオンタイプやクリームタイプ、スプレーなど様々ですが、全て汗をかく前に使わなければ意味がありません。
元々鷲尾さんは汗をかいても匂わない方なのですが、汗と共に脂分も出るようになり、それが匂いの原因となってしまうので、ケアをはじめたようです。
▼俺たちの杉田ニキ
匂い問題、相手に言う?言わない?
こればかりは難易度高過ぎ問題ですね。
教えてあげるのが優しさか、我慢して相手にずっと隠す事が優しさか🤔
私の場合、鷲尾さんの仕事柄の立場を考えて、具体的な改善策を提示しながら指摘しました。
ただ指摘をするだけって、なんだか冷たいような気がしますし、「私も調べるから、一緒に改善策を考えよう」感を出しました。笑
響いているかは知らんけど。笑
疲労が溜まっている時、暑くなってきた最近は、たま〜に
なんて思いますが、以前に比べて頻度は減りましたし、だいぶ改善されました。
衣類の生乾きのような匂いであれば、菌が原因なので、洗濯でいくらでも改善出来るんですけれど、”ワキガ”のような慢性的な匂い問題は難しいですよね。
20代の頃、何度か食事に行って、いい感じになった人がいたんですけれど、ワキガっぽかったんですね。
凄く性格も良くて、優しいし面白いし…
相手が優しい人だからこそ、言えませんでした。(それに、我慢出来る範囲だった)
「優しい人だからこそ、傷付けたくない」って感情が湧きますよね。
結局その人とは付き合わずに終わったんですけど。(ワキガが原因ではなく、3股してやがった。笑 ただのダメ男やん。笑)
自分(齋藤)の匂い問題
私が自分の匂いを意識してケアするようになったのは、小学校高学年から中学1年にかけて。
「アレ?もしかして、汗臭い?」と気付いた時から、デオドラントスプレーを使うようになっていました。
年齢を重ねると共に、最近実感してきたのが、頸から背中上部にかけて、ルームウェアに匂いがついているように感じたのと、汗をかいた時に、髪の毛が蒸れて、頭皮から匂う感じ。
年齢を重ねるというのは、自分の身体の変化と向き合う事。
香水はTPOに合わせて、つける位置を変えれば周囲への害は減るかと。
食事の際には、足首あたりの低い位置につけるのが良いみたいです。
室長(齋藤)の研究は今後も続く
あくなき探究心を持った室長の研究は続く¯\( ˘–˘ )/¯
性教育後進国‼️タブー視されがちな日本の性教育👩🏻🏫
皆さん、こんにちは!齋藤です( •Y• )
先日、「薬物依存症治療中の友人」にまつわる記事を執筆した際、薬物に関するオランダの知見を鷲尾さんの大先輩から教わったのですが、オランダの教育について、私自身も調べる中で、興味深い内容を見つけました。
それは、世界の性教育についてです。
日本は「性教育後進国」と言われていますが、私自身の経験も振り返りながら、日本の性教育について掘り下げてみようと思います🧐
5歳で自慰行為に目覚めるのはおかしいこと?幼少期からの疑問と不安💭
私が自慰行為に目覚めたのは、覚えている記憶の中だと5歳頃。
当時はそれが性的な行為という認識すらあやふやで、ただ気持ち良いという理由だけ。(ミノムシのように寝そべってもぞもぞしてました←かわいくね?)
当然、両親や祖父母からは叱られるから、「いけない事なんだ〜」と漠然と意識するようになります。
当時は自身の性器の構造も、”オーガズム”という感覚も理解していなかったので、「この気持ちよさは何だろう(๑´╹‸╹`๑)?」程度にしか思っていませんでした。
家族の前では叱られるから、その後も隠れて自慰行為を続けました。
そしてそれが小学生くらいになると、父親の持っていたAVやエロ本などにまで興味を抱くように。
「お父さん、こんなの見てるんだΣ( °∀°ノ)ノ」なんて驚いた事は一度も無く(寧ろそんな事はどうでも良かった)、「もっと色んなビデオ借りて来て!!」と内心思っていました。笑(父が不在の時に、隠れて私も見るからw)
親から「やめなさい!」と漠然と叱られても、いけない理由が分からなかった。
私と同じように、幼い頃から自慰行為をするお子さんは意外と多くいらっしゃるそうです。
幼い子供が自慰行為をする理由はおおよそ2パターンあると言われており(もちろん、ただ気持ちいいからという場合もあります)、1つ目が痒みや炎症などの原因。
もう1つが、家庭環境における精神的ストレスを発散させる為、とも言われています。
私の場合は恐らく後者で、幼少期の私の家庭環境は、頭のトチ狂った爺さんと、最恐におっかなかった父親(今は仲良しだけど)がおり、家中いつどこを踏んだら爆発するか分からない地雷だらけのような緊張感がありました。笑
それが”自慰行為”だと自覚したのは、中学生になってから。
”マスターベーション”という言葉よりも先に、”SEX"という単語を知る。
自慰行為については誰も教えてくれないし、誰にも聞けない。
知識が無い中高生の勝手なイメージで、「男の人がすること」という偏った考え方に私も自然となっており、「なんだかとても後ろめたい事なのかもしれない」と思うようになりました。
大学生になってから、an・anのSEX特集を読んだ時に初めて「おかしな事じゃないんだ。女性でも、私と同じような人はいるし、健全な事なんだ」と、その時にやっと安堵感を得られた気がしました。
大人になって知識を得るまで、”自分がしている行為は他の女の子と違って、おかしい事なのかも”とずっと思っていました。
当時は今のようにネットも普及していなかったし、不安を払拭してくれる情報に出会えなかった。
マスターベーションも性教育として、積極的に取り組んでいる国は数多くありますが、日本では一才触れられないどころか、「卑猥なこと」「下品」と捉える風潮がまだまだ強いように感じます。
もしも、お子さんが性器を傷つけてしまうような行為をしている時は注意が必要ですが、そうでなければ健全な行為です。
過度な叱責は、子供によりストレスを与えかねないので、心配し過ぎずとも大丈夫ですよ。
「お布団の中だけにしようね〜^^」など、促してあげるのがGoodかも。
ただ、本人のその後の人生の為に、幼少期から少しずつ直した方が良い場合もあります。
私の元彼は、仕事中頻繁に股間を触る癖があったのですが、当時職場の先輩に相談した所
プライベートで二人で過ごしている時には全く見せない仕草だったので、幼い頃からの癖も、周囲が気にしてしまうような内容は、幼少期から少しずつ直してあげた方が良いかもしれません。
周囲も指摘し辛いですし、大人になってから癖を矯正する事は難しいので><
正しい知識の欠如から起こる性のリスク
初めて彼氏が出来て、親に報告した時に言われた言葉が
この言葉、今になって思えば、日本の性教育のずさんさ凝縮ワードだなーと感じます。
避妊、コンドーム着用の重要性、学校でどれくらい習ったっけ???
そもそも、コンドームの装着方法をまともに教わっていなかったので、私自身20代半ばまで正しいコンドームの装着方法を理解していませんでした。
晩婚化が進む一方、10代の望まぬ妊娠・中絶は増えている。
特に中高生で避妊の重要性を真剣に考え、理解している人は少ないように感じます。
先日、友人との会話で、興味深い意見を聞きました。
成人している大人ならまだしも、未成年の子が”性的”という自覚が薄いまま、世界に垂れ流しにしていると考えると、私の友人が指摘する通り、怖い行為ですよね。
昨今はSNSの普及と共に、小中高生が自分の体を写真や動画で撮影し、どこの誰かも分からない大人に売り、知らず知らずの間に拡散されていて、削除の収拾がつかない!!…なんて話を耳にします。
ネット上に一度アップしてしまった画像や動画は、ほぼ消えないと思った方がいい。
その恐怖を自覚していない子達が、現代にはとても多くいます。
性被害や性犯罪に巻き込まれたり、望まぬ妊娠をしてしまった子達が、口を揃えて「親には相談出来ない」と言う。
未成年の場合、絶対に保護者無しで解決させる事は難しいのですが、渋って渋って、最終手段で親に泣き寝入りするケースって多いです。
欧州など先進国の性教育の一つに、「プライベートパーツ(口、胸、性器、お尻)は、勝手に触らせたり見せたりしない」という考え方があります。
「その人の身体はその人のものだから、親であっても侵害してはいけない場所」と考え、「自分の身体を大切にすること」の自己認識が高まる事により、結果的に「子どもを性犯罪から守る事」に繋がるそうです。
日本では、家族内で性について話し合う機会が少ないですよね。(皆無の家庭の方が多いかも)
タブーなわけでは無いけれど、親としては触れて欲しくない話題…
お子さんに「赤ちゃんはどこからくるの?」と聞かれた時、どう答えますか?
大切なのは、その質問や言動の背景にきちんとフォーカスする事だそうです。
素直に知りたいと思う気持ちに答えて、子供の気持ちを受け止めてあげること。
▼参考:VERY
自分の子供が性犯罪に巻き込まれたり、体を撮影した動画や画像がネットに流出していた!なんて後々知ってショックを受けるよりも、未然に防ぐ為のコミュニケーションはあると思います。
性教育先進国の実例を見てみよう🔍👀
現代の性教育のスタンダードは、ユネスコの「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」に沿って実践されており、その中でも”包括的性教育”が普及しているようです。
”包括的性教育”の主なコンセプトは下記↓
・人間関係
・価値観、人権、文化、セクシュアリティ
・ジェンダーの理解
・暴力、同意、安全
・健康と幸福
・人間の身体と発達
・セクシュアリティと性的な行動
・性と生殖に関する健康
早いうちからの性教育は、性行為の年齢に影響するとか、性に奔放になって危険といった科学的根拠は無いそうです。
それでは早速、各国の実例を見て行きましょう( •⌄• )◞🔎
まずはオランダ🇳🇱
教育大国オランダでは、性教育も大切な”教育”として、子供が思春期を迎える前から熱心に取り組まれています。
以下、ユニチャーム様のHPに記載されていた内容を引用させて頂きます。
オランダでは、性に関する情報がテレビやインターネットから簡単に得ることができるため、思春期を待っていては遅いとの考えから、小学1年の5歳から性教育を実施する学校があります。そのため、思春期を迎える前の時期から、性は食事や睡眠と同じように日常生活の一部であり、ごく自然で当たり前のことだと教えられます。小学校によっては高学年でバナナを使って実際に避妊具を被せる実習を行うこともあるようです。
13歳以降になると、性感染症の予防や性行為そのものについて大切なこと、性交渉から妊娠・出産を含む過程、避妊の方法、同性愛など性の多様性を学びます。オランダの多くの親は10代での性行為を容認しており、ごく自然に家族団らんの場で性の話が出ることがあるそうです。
このように、オランダの若者は性に関する十分な知識を身につけているため、10代の出産率と中絶率が世界の中でも極めて低くなっています。
▼引用元ページ:ソフィ(ユニチャーム)
続いてドイツ🇩🇪
ドイツは性に対してオープンな国民性のようで、親が子供に読んであげる絵本の中には、性教育を含んだ内容のものも多いとか。
可愛いイラストと共に、男女の性行為から出産までが隠すことなく綴られています。(現在日本語訳版は無いので、是非翻訳版を出して頂きたい!)
▼参考:President(リンク先のページに、絵本の中身の一部が紹介されています)
日本では「中学生は性行動をしないもの」前提で教育されますが、海外では「中学生もする」という認識で、中学生の教科書にはピルの使用方法などもきちんと紹介されているそうです💡
避妊用ピルだけではなく、月経困難症の人の為のピルについても、中高生のうちにきちんと学ぶんですね✏️
日本でも初体験が中学生という子も、実は結構います。
高校生、大学生で出産というのも、最早珍しい話ではありません。
それこそ、性犯罪に巻き込まれるのに、年齢は関係ないですよね。
欧州ではLGBT🏳️🌈に対する教育にも熱心で、例えばフランス🇫🇷では、性教育は「サイエンス」という生物領域の中で学ぶそうです。
生物領域なので、当然ホルモンの働きや身体の仕組み、染色体など、人体の仕組みが出てくるのですが、その流れでトランスジェンダーについて説明され、LGBTについても学ぶと言います。
「人間が誕生する時には、多様な形態が出現しうる可能性がある」という科学的根拠を持って生徒達に伝える事により、「誰にでも起こり得ることなんだ」と生徒達も理解するようになります。←この教育凄い‼️
日本では、「男性は男性らしく、女性は女性らしく発達することが正常」という教育ですよね。
「誰に対しても差別なく優しくしましょう」という道徳的な教え方で終わってしまう。
根本的に、教育の中で扱う分類が、日本とは全く違います。
また、フィンランド🇫🇮の教科書には、「性は人間の本質的な部分であり、子孫を残し、生命を維持する能力。愛や恋、性的快楽などの感覚は脳で生まれる。」、「クリトリスは特に刺激に敏感な部位であり、男性の勃起組織とよく似ています。」とも書かれているそうです。
これって、すごく当たり前の事なのに、日本の性教育では”性的快楽”なんて扱わないですよね。
フィンランドの教育は、「情報は与えます、どういう結果になるかも教えます、選ぶのはあなたです」という考え方。
何でそこまで教えるのかと言うと、「かけがえのないあなた一回きりの人生だから、しっかり責任を持って大事に生きなさい」という、最終的には人生哲学的な話なんです。
「性」について学ぶことは、「人生」について考えるということ。
▼参考:NHK ハートネット
男性の生理に対する知識はどれくらい?
以前、私が生理痛に苦しんでいた時
鷲尾:齋藤さん、大丈夫?鉄分摂る?o(`ω´ )oレバー行くけえ!?
齋藤:はい( ・᷄д・᷅ )?
鷲尾:ほら、生理中って(出血するから)貧血気味になるんでしょ?
齋藤:え( ☉་☉ )?
鷲尾:?o( ⁰▱⁰ )oレバー…??
齋藤:まさか、精血が出血してると思ってる( ー̀дー́ ;)?
鷲尾:違うの(✿╹◡╹)?←そんな澄んだ目で見んなww
齋藤:違うよ!笑 それじゃあ不正出血じゃん笑 子宮内膜に蓄えられた養分が剥がれ落ちてるんだよ( ˃ ⌑ ˂ഃ )
鷲尾:そうなの(∩・∇・∩)⁉️
齋藤:蓄えられた養分を体外に排出させる為に、子宮の筋肉が収縮するから痛くなるって感じ(ザックリ)
もちろん人によって症状は異なりますし、経血量が正常より多くなってしまった時に貧血気味になる方もいらっしゃいます。
齋藤:っていうか、生理のしくみって、保健体育とかで習わなかった( •᷄ὤ•᷅)?
鷲尾:あんまり…( •́ㅿ•̀ )辱い
知らない人も知ってる人も!詳しい生理のしくみはコチラ▼
生理の辛さや大変さは、徐々に理解が進んで来たように感じますが、そもそも「生理のしくみ」を正しく理解している男性って、もしかしてあまり多くないのかもしれない🤔…と感じました。(元彼達の経験も踏まえて)
性行為の時に「今日は安全日だから、コンドーム無しでも大丈夫」なんて言う人もいますが、男性側が排卵と月経のしくみをきちんと理解されていないと、コンドーム無しの性行為はかなりリスキーです⚠️
SDGs GOAL4 ”質の高い教育をみんなに” 日本の教育は十分?
上記で挙げた全てのトピックに言える事ですが、結局は教育が大切なんじゃないかと思います。
日本の性教育は遅れすぎている。
ユネスコがWHOなどの機関と共に作成した性教育に関するガイダンスでは、性教育の開始年齢は5歳となっています。
世界のほとんどの国が、このガイダンスに沿って積極的に取り組んでいるそうです。
日本でも、もっと早く学んでいれば防げたかもしれない性被害も、望まない妊娠・中絶も、健全な自慰行為を「自分はおかしい」と不安になる事も、減るかもしれない。
SDGsで掲げられているゴール4つ目「質の高い教育をみんなに」
一見、「日本は達成済では?」と感じそうですが、日本の学校教育の質は決して高くありません。
日本で社会問題とされている不登校児童生徒数は、約43万人とも言われています。
また、子供の自殺率の増加、精神的幸福度の低さも問題です
自身が属しているコミュニティ(学校だったり家族)に対し、「居場所が無い」と疎外感や孤独感を抱いている子が多くいます。
質の高い教育を受けている国では、子供の精神的幸福度が高いそうです。
世界で最も子供の精神的幸福度が高いオランダは、前述の通り10代の出産や中絶率も低いです。
その背景には、宗教観の影響もあります。
キリスト教カトリックでは、人工中絶や避妊について否定的であったり、「自殺は罪深い行為」と考えられています。
一方日本では、そういった文化的背景は無いですよね。
SDGsが掲げる「質の高い教育をみんなに」の「みんな」には、我々大人も含まれます。
技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事および起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。
↑コレです。
大人が大人にするのも教育。
ただ「生活の為」「お金を稼ぐ為」という労働ではなく、人間らしい”働きがい”を、私たち一人一人が実感すること。
働く上で、先輩や上司から受ける教育、果たして十分でしょうか?
少しずつ改善が進んでいる企業もあるかもしれませんが、日本は個性を伸ばすより、個性を潰すような教育が未だに根強いと感じます。
平均点を設けて優劣をつけ、集団行動を重んじ、”出る杭”は歪と捉える風潮は、いつになったら改善されるのか・・・
因みに、2020年時点で日本のSDGs達成ランキングは、世界で17位でした。
トップ3は北欧。
4位〜16位までは欧州、豪州が占めている中で、この順位はなかなか。
日本の最大の課題として示されたのは、以下の項目。
・ジェンダー平等を実現
・気候変動に具体的な対策を
・海の豊かさを守ろう
・陸の豊かさも守ろう
・パートナーシップで目標を達成しよう
GOAL4「質の高い教育をみんなに」は、まさかの”達成されている”と判定されました。
鷲尾:そういう国に比べたら、日本って教育機関もしっかりあるし、給食費を滞納している子供にも給食をきちんと与えるから、世界基準で見たら”達成されている”って判断されるんじゃないかな( '́⌣'̀)/
齋藤:それはそうかもしれないけど…。だからって、発展途上国の状況と比較して「そういう状況よりはマシ」って考え方は、現状に胡座をかいて、何の向上心も無いよね( ー̀ωー́ )
鷲尾:例えるなら高跳び(੭˙꒳˙)੭
鷲尾:193の加盟国が、決められた基準を(高跳びのバー)を飛び越えられればOK!つまり、何センチ上を飛び越えたかは関係無い◟( ˘•ω•˘ )◞
齋藤:つまり蓋を開ければ、同じ課題でも日本の”達成されている”と、1位の国の”達成されている”は、大きく差があるってこと?
授業にタブレットを導入するとか、オンライン授業になったとか、そういうテクノロジー的な先進だけではなくて、そもそもの教育内容がアップデートされないと、日本の教育は他国から大きく遅れを取ったまま。
鷲尾さんがスイスで見たもの
何度かスイスを訪れた事のある鷲尾さんから、こんなエピソードを聞きました🇨🇭٩(•ㅂ•)و
鷲尾:ホテルに泊まった時、先輩とツインの部屋だったんだけどさ、僕が朝シャワーを浴びて部屋に戻ったら、先輩がテレビを見てたんだよね(、・∀・)、
齋藤:ふむ..φ(•ᴗ•๑)
鷲尾:でね、先輩が、「鷲尾君、スイスではこんなものが放送されているんだね」って言ってきて、テレビ画面を見たら、おっぱいを出した女性が踊ってたんだよね"٩(╹⌓╹ )۶"こう
大草原不可避。
齋藤:それww先輩wwガン見してたの?www
鷲尾:うん。笑 先輩は真面目だからね、真剣に見ていたよ(ฅ•ω•ฅ)
齋藤:そのテレビのおっぱい女性は、何か喋ってた?
鷲尾:いや、音楽に合わせて踊ってるだけ₍₍(ง ˙o˙)ว⁾⁾
齋藤:なるほど!これだな↓
日本の国歌、世界進出。
鷲尾:↑違うんだけどwww ほんとこういうのばっかり見つけてくるよね。笑
齋藤:おっぱい出して音楽に合わせて踊るって、言葉が無くても世界で通じるね⁺◟( ᵒ̴̶̷̥́ ·̫ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
鷲尾:しかも、ホテルのペイチャンネルとかじゃなくて、普通にチャンネルを回すと放送されてるの(੭ु╹▿╹)੭ु⁾⁾
齋藤:テレビ番組の一つという事かΣ( ☉q☉)
鷲尾:うん。そういうのが自然と放送されているから、性に対する教育もしっかりしているんだと思うよ( •ᴗ•)
スイスでは早い地域で、3歳から性教育が始まる場所もあるとか。
「自分自身のプライベートパーツを大切にする」考え方等を、幼稚園などで子ども達自ら学ぶとのこと。
「スイスで出会った3さいからの性教育」というコミックエッセイが、イラストも可愛くて参考になるので、興味がある方はググってみて下さい♪
正しい知識を身に付けることは、自分を守る大切な武器になる
紫式部の「源氏物語」、葛飾北斎の春画など、日本では古くから性的娯楽が盛んな文化があります。
現代のアダルトコンテンツの多種多様さも、世界屈指ではないでしょうか🤔
それだけ性的なものに興味津々のお国柄なのに、世界からは「性教育後進国」のレッテルを貼られています。
そりゃ性犯罪も減らないわけだ。
子ども達には沢山の選択肢と、希望ある未来があってほしい。
その為の環境を整えてあげるのが、大人の役割だと思います。
今回のブログ執筆にあたり、「性教育」だけではなく、各国の性犯罪や性的暴行事件についても調べたのですが、叩けば叩くだけ埃が出てくる布団のように、どんどん問題が出てきて、正直この1記事では到底収まらないぐらい根深く、闇が深い問題なんですよね。
突き詰めて行くと、本当にキリがない😱
もっと書きたい事はあるけれど、今回はこの辺で_(┐「﹃゚。)_
ここまで読んで下さった方、お一人お一人が、何かを感じたり、考えるヒントになれば幸いです。
社畜&過労の末に辿り着いた、私たちの働き方
みなさん、こんにちは!齋藤です。
先日、ふこふこの座椅子を買ったんですけど、そこに座りながら、テレビ画面でYouTube観ながら、豆もやしのナムルをポリポリ食べている時にふと
と、思いました。笑
大きな幸せもいいけれど(そもそも"大きな幸せ"って何?笑)、そんなの滅多に訪れないから、小さな悦びに気付く方が心地良かったりします。
座席を譲ったら「ありがとう」って言われたとか、お布団が気持ちいいとか、今日も白米がうめええええ〜🍚とか。笑
でもそういう些細な事って、心に余裕がないと気付けません。
眉間にシワ、寄ってませんか?
私と鷲尾さんは前職の職場で知り合いましたが、二人揃って、絵に描いたような社畜でした笑( _`ω、)_ 〜∞
鷲尾さんも私も「イエスマン」だったので、自分でこなせる以上の業務量を抱え、体調を壊すという模範例みたいな働き方をしていました。笑
あんな働き方はもう出来ない…というか
今回は、私が過去に経験した、ぶっ飛び上司や職場でのエピソードと、現在の我々の労働環境についてお話します⁽˙³˙⁾◟( ˘•ω•˘ )◞⁽˙³˙⁾
因みに、現在パワハラ等で悩まれている方は、証拠を集めて、弁護士さんに相談して、法的に対処した方がいいですよ。
正当な権利ですし、裁けるのは法律だけです。
法治国家において、法律だけが万人に平等ですから。
結果はどうなるにせよ、泣き寝入りするより、行動する事に意味があると思います。
ただ、法的に戦う場合、こちら側も強い心構えでいないと精神的に参っちゃうので、それなりの覚悟を持って、どうか根負けせずに!
”パワハラ”という概念すら認識していなかった社会人1年目
過去の職場では、親ガチャ失敗ならぬ、上司ガチャ失敗ばかりだった私ヽ(⌒(ノ´。ω゜`)ノ笑
社会人1年目の職場の上司は、"パワハラ上司"の権化のような人でした。笑
敬語を一言一句叩き込まれ、少しでも間違う度
と叱責され、仕事中は常に監視されているような恐怖感がありました。
社会人になりたて、右も左も分からない…なんて手加減、容赦は一切無しのスパルタ教育⚡️
「何でそんなに仕事遅いんだよ。亀か」←亀に謝れww
「何でこんな事も分からないんだよ。バカか」
「お前さー、時給いくら?その額に見合うだけの仕事してんの?」
浴びせられた罵倒は数しれず。笑
コレは最近知ったんですけど、「お前の為を思って言っている」と注意するのが上司の決まり文句だったのですが、この「お前の為を思って言っている」ってセリフ、1mmもこっちの事なんか考えてないんですよね。
自分の都合の良い様に、言うことを聞いて動く人間になってほしいだけ。
事実、うちの母親の常套句でもある。
私の中で最も自尊心を抉られたのが、私が入社する前に働いていた人(ちょうど私と入れ替わり)と、事あるごとに比較された事でした。
「前にいた◯◯さんは良かったな〜。仕事がよく出来る子で。
個人的に言ってくる時もありましたし、他の社員やスタッフの面前で、嘲笑するように話さた事も一度や二度ではありません。
体調不良で休む事や、電車の遅延で遅刻する事すら絶対許さないマン😇
「体調管理が出来ない奴が悪い」
「電車の遅延も計算出来ない奴が悪い」←超理論ww
叱責も罵倒も日常茶飯事。
最初は私の業務のやり方に対する叱責だったのが、次第にストレス発散の八つ当たり対象的存在になり、私の人格から外見まで罵る始末。
そして追い打ちをかけるように、脅しのセクハラ。
精神的、性的搾取をされ続けても、恐怖心が勝って何も言えなかった。
当時はパワハラという認識がなかったので、私の自己肯定感はみるみる急降下( ‘д‘⊂彡☆))³´) パーン
”パワハラ”によって低下させられた自己肯定感
ヒヨコって、右も左も分からないから「親が正しい」って思い込むじゃないですか。知らんけど。笑
だからその頃に叩き込まれた考え方が、私の脳内にはずっとあって、その上司から離れる為に転職してからも、「私は人よりも劣っているから、もっと頑張らなきゃ!」とか、「私の労働は時給で換算すると〇〇円くらいだから、もっと仕事しなきゃダメだ!!」と思って働いていました。
ある種の洗脳みたいなもんですʕシㅎ_ㅎʔ🌀
不思議なもんで、この上司も当時、自らの上司から罵倒されていたようなのですが、同様のこと、部下にやっちゃうんだーと思いました。
パワハラをする側の大半は無意識、無自覚だそうです。
自分がされた事と全く同じ事、人にもしてますよー
自己肯定感は皆無になり、自責癖だけがパワーアップしてしまった私は、この後登場する転職先の職場で、「もっと努力しなきゃ!」と思いながら働き続け、自分の限界が分からなくなり、いつの間にかキャパオーバーしてぶっ壊れました。笑
正直、仕事内容にはプライドを持って取り組んでいたし、仕事自体は大好きだったんです。
だから「うつ病」を発症しても、1週間だけ休んで即復帰しました。
今考えるとアホ。笑
薬が合わなくて、副作用がバンバン出ていたんですけど、遅刻したり、休憩室で休んだりして、ヨレヨレの呪縛霊みたいになりながら、仕事をしていた私はマジのアホ。
転職した会社組織に感じた違和感
転職した前職の上司達も、私の事を口を揃えて「言うことを聞かない!」と言っていました。笑
「休め」と言っても休まない。
「もう今日の業務は終わりでいいよ」と言っても続ける。
私は”年上イコール敬う”って考え方がまともに無いので、超縦社会で体育会系だった前職場では、「マジで何なのお前?生意気!!」と問題児認定されていたと思います。
自分より長く生きている事がそんなに偉いんか?
人生は、生きた時間より密度だろ。
みんな高学歴で、お行儀良くて、お利口さんで、上からの指示に従順で…
「私はこの会社では異物なんだろうな〜」と思いながら過ごしていたのですが、客観的に言わせてもらうと、前の職場は、腹黒い利己主義人間だらけでした。
ヒラメばっか。(上しか見てないって意味)
上のご機嫌取りに必死。
そんな上の人間達は、互いの足の引き摺り合い。
表向きはニコニコ接して、裏では悪口のオンパレード。
人間のドロドロした部分の薄気味悪さを感じ、「こんなところに居たら、人間不信になる」と本気で思うようになりました。
高学歴ばっかりだから、ずる賢さとエベレスト級のプライドを持っていらっしゃる。
自分の手柄の為、上司に気に入られる為のパフォーマンスに躍起になる。
部下の手柄は自分の手柄。
プライドが高過ぎるせいで、謝罪の言葉すら言えない人がうじゃうじゃ。
自分の非を認めたくないから、必死に言い訳を並べて、「だから私は悪くない!」と訴える。
自己保身と責任転嫁のプロフェッショナルが量産されており、「この会社の教育は、責任転嫁のハウツーですか?笑」とまで思った。
ある時、友人にその事を話すと
と言われ、
なるほど!じゃあ…
と本気で思いました。
私は前職場にいる時、素晴らしい長所や個性を持った人達に出会いました。
でも悲しい事に、「決まった業務をこなせない」「業務の進め方が遅い」というだけで、彼等の才能を全く活かしきれないという虚しさにも苛まれました。
みんなと同じ様に決まった業務が出来ないとダメ。
勝手に烙印押してんじゃねーよ。
”多様性”もクソもねーな。
過去最悪のチーム編成😱出る杭は”抜かれる”
会社を辞める少し前のチームが、前職場で経験した中で最悪のチームでした。
定期的にチーム編成は組み替えられたのですが、正に上司ガチャ失敗!!笑
私が配属されたチームのリーダーが、恐っっっろしく過干渉で、私のメールのやり取りを全て把握し、内線のやり取りに聞き耳を立て、休憩の戻りが少しでも遅くなると
と問い詰める始末…。
過干渉という名のストーカーと化していました。笑
私が業務上、何かやらかしていた訳では無く、この人は「自分はリーダーとして、チームの皆んなの業務を全て把握していたい!!」と、謎の責任感からくるものでした。
また、自身の愚痴や悪口を言われる事を過度に警戒しており、ずっと周囲の人達の会話に聞き耳を立てている状態。(大丈夫かよー)
こういう人って、自分に何かしら落ち度があると自覚していて、自分に自信がないから、周囲の自分に対する評価を異常に気にするんだと思います。
限度を超えた過干渉が続き、私の中で不満やストレスが蓄積されていた時、同じチームの先輩が気にかけて声をかけてくれたので、相談してみました。
この相談相手が全ての間違いだった😱⚡️
相談したチームリーダーの件を、なんと本人に伝えちゃったんですねー😇
後から知ったのですが、この先輩は超口が軽いと有名だった😱
その後のチームの雰囲気は地獄。笑
しかも、騒動が何故か知らぬ間に大きくなっていた。笑
結果、全責任が私に押し付けられ、私は他の部署にぶっ飛ばされましたーwww(過程が長過ぎるので、ハイパーショートカット笑)
この時思いました。
学校じゃないですけど、「みんなと仲良く出来ない子はいりません!」と突きつけられた気がしました。
私の個性も価値観も、全部殺された気分になって、誰も信じられなくなって、はっきりと感じた”絶望”。
そんな中、鷲尾さんだけが私に手を差し伸べてくれました(ꈨຶꎁꈨຶ)۶ヽ(•̀ω•́ )✧救世主
鷲尾さんも、会社を続けるか辞めるかを考えるターニングポイントに入っており、私の現状を話すと、「一緒に会社を辞めて起業しない?」という話になりました。
そこからはトントン拍子。
鷲尾さんは私の価値を見出してくれ、私が「私」でいる事を認めてくれた唯一の存在です。
そんな鷲尾さんと起業してからは、以前の会社勤めと違って自由度が増したので、働き方も随分変わりました☆
昨今言われる「働き方改革」になるのか分かりませんが、我々の働き方をご紹介しようと思います(੭˙꒳˙)੭
起業してから大きく変わった働き方
まず、作業をする時間も場所も自由💻(と言っても、私は在宅メイン)
労働時間の縛りは無し( •ω•ฅ)
土日祝日でも「作業しよ〜」と思えばパソコンを開きますし、時間も各自で都合のつくタイミングで作業しています。
定期的に鷲尾さんと一緒に作業をするのですが、決まった就業開始時間はありません。
在宅ワークになってから、当然家にいる時間が長くなったので、インテリアを季節毎に変えたり、こまめに掃除をしたり、自宅の生活環境を整えるようになりました。
そして、”自称”スヤリストとして欠かせないのが、オフトゥン\( •̀ω•́ )/✧
寝具類は実家暮らしの頃からずっと「西川」信者。
最近、夏用布団としてFrancfrancの「ふわろ」を買ったのですが、めちゃくちゃ気持ちいい〜(*ฅ́˘ฅ̀*)♡
しっかりとした睡眠は免疫力回復にも繋がるので、心地良く眠れる環境作りを心がけています◊ ( ∩ˇωˇ∩) ◊
毎朝満員電車で長時間通勤していた頃が嘘みたい…
誰にだって向き不向きがあるじゃないですか。
協調性に欠ける私にとって、「集団」とか「組織」という環境は合わなかった。
上司の言うことに「そうですね〜^^」とニコニコ愛想笑い出来るほど、器用でもない。
世渡り上手な人を、何度羨ましいと思った事か。
器用に立ち回る能力や高学歴があったら、私ももっとこの環境に馴染めたのかな〜と、何度自分を卑下した事か。
モットーは、”疲れたら横になって休息”
鷲尾さんは個人事業主なので、「社長」に当たるわけですが、そもそも「社長」という肩書きに何の拘りも無く、バリバリ働いて大儲けしたい!なんて欲もありません。
我々のこれまで通りの生活が維持出来れば、それで良し。
何より、お互い心身共に健康である事が第一。
なので、私が療養する時も、鷲尾さんが半ば強制的に休ませましたし(私が休もうとしないからw)、私が休んでいる間も、鷲尾さんが無理をしていないか、受け答えや顔色は気にかけていました。
お互いの体調面・精神面への気遣いが大切で、私達はお互いに無理をし過ぎる性格なのと、鷲尾さんは特に、しんどくても口に出さないので、態度や様子を見て「かなり疲れてる」とか「気持ちに余裕が無いかも」など異変に気付くと、休息を促すようにしています。
元々鷲尾さんは、私の50倍くらい仕事をしていて体調を崩したので、ぶっちゃけ与えれば与えるだけ仕事をしてしまいます。(バケモノかよ)
今は随分自分で仕事量を調整して、限界を超えない範囲で仕事をするようになり、疲れた時は横になって休むようになりました。
体調が優れない時はもちろん、作業に疲れたり、眠くなったりした時も、無理せず横になって休息▓▓ ु‹:) ु
鷲尾さんが疲れている時は分かりやすくて
グオオオオオーーー(‘、3[___]
イビキがデカくなる。笑
あまり疲れていない時は
ぐ〜〜…Zzz(¦3ꇤ[▓▓]
という具合に、働く時間も休む時間も自由。
眠たい時は無理せず休んだ方が、体が楽になるのと、仕事も捗るようです◞( ´▿`)、♪
働き方は柔軟ですし、自由度も高い方ですが、個人事業主は決して楽ではありません。
売上は安定しないし、今月は仕事の依頼があっても、来月あるかどうかなんて分からないし、全責任を自分達で背負ってるし、自力で仕事を掴む努力が必要になります。
会社勤めであれば、自然と業務が与えられると思いますが、個人の場合は自分で仕事のチャンスを掴む努力と、アイディア力が必要だと感じます。
起業してから大変な時期もあったけれど、今はお互い「起業して良かったね^^」と口を揃えて言うようになりました。
”多様な働き方”って言うけれど…
私はたまたま鷲尾さんという神様に拾って頂きましたが(一生分の運使ったw)、これが一般企業だったら、正直私は採用されづらい人材だと思います。
仮に内定をもらったとしても、長く続かないでしょう。
持病で頻繁に体調は崩すし、協調性は無いし。笑
最近よく耳にする”多様性”ですが、言葉だけが一人歩きして、なんだか世間や世界に向けてのパフォーマンスにしか感じません。
そもそも、普及させる事自体が難しい企業や職種の方が多いと思います。
”ワークライフバランス”なんて考えられる人、労働者の何割よ。
そもそも、”ワークライフバランス”は欧米諸国の国民性や根本的な働き方があって出来ている事なので、日本人がやろうとしたら、だいぶアレンジを加えて日本的”ワークライフバランス”を考えた方が建設的。
それに、深刻化する若年層の貧困や、日本に多くいる”非正規労働者”の待遇を改善しないと、この人達が”ワークライフバランス”を考えられないのですが。
私も元は”非正規労働者”でしたが、はっきり言って給料安過ぎます。
それでも正社員並の労働を強いられる。
私が以前勤めていた職場は、産休明けで復職した時短勤務の人が多かったので、その人達の業務が大量に降ってきました☔️
結婚していない人間が、貧乏くじを引いてるような気分。
沢山の”非正規労働者”を雇っているのは企業側なのに、随分雑な扱いだな。
優秀な人材も沢山いるのに、”非正規労働者”という時点で扱いが大きく違う。
個人的には差別に感じました。
皆さんも、ご自身の心身の健康を大切に
私の経験談、いかがだったでしょうか?
様々な理不尽を経験しましたが、後々風の噂で聞いた話では、私に色々した人達って、他の人にも同じような事してるんですよね。
カルマの法則ではないですが、人にした事って、巡り巡って、結局自分に返ってくる。
これは私自身にも言える事で、ずっと身体からの危険信号をガン無視し続けた分、回復にも時間がかかってしまっているのかな〜と思います。
理不尽と闘おうとすると、私みたいになっちゃうパターンもあるので、逃げるのが最善策の時もあります。(めっちゃ悔しいですけどね)
逃げるは恥でも何でもないから。
皆さん、様々な職種でそれぞれの働き方をされていると思いますが、心身の健康を大切に!
自分で自分を労って、褒めて、優しくしてあげてください。
ホント、、
薬物依存症治療中の友人と向き合う
みなさん、こんにちは!齋藤です。
さてさて、今回のタイトルですが、私はこの”依存症治療”に励む友人と、この数ヶ月間向き合う中で、彼女の経験談をブログにまとめたいと思いました。
彼女にその旨を伝えると「構わないよ^^」と快諾してくれたので、今回の執筆に至ります。
彼女が”過去にしてしまった事”は、紛れも無くいけない事ですが、彼女の話を聞くうちに、「結果として、悪い事をしてしまったけれど、責めるべきは彼女だけではないのかもしれない」と思うようになりました。
ニュースなどで報道される際「薬物を使用(又は所持)で逮捕」と、どうしてもぶつ切りにしか情報が流れませんが、その人達のそこに至るまでの人生、背景について、考えた事はありますか?
私の友人は、想像の遥か斜め上を行く人生を歩んで来ました。
聞いている立場から言えば「お前の人生、波乱万丈だな」と思うのですが、本人曰く「いやー…もっと大変な人いるからね。私は全然大したことないよ〜」と明るく返してきます。
それは、彼女が出会って来た人達が私とは全く異なり、彼女自身の物事の尺度が違うからです。
彼女はいつも明るくて、依存症の治療に対しても、前向きに取り組もうと努力しています。
私にとって彼女は、物事の価値観や尺度を広げ、知らない知識を学ぶ機会をくれた存在です。
そんな彼女との出会いからお話します。
友人との出会い
同い歳の彼女とは、5年以上前に当時の職場で出会いました。
裏表が無く、誰とでも仲良く出来る、正にコミュ力おばけ。笑
当時、職場に同い歳の人がいなかったので、私達はあっという間に仲良くなりました。
食事に行ったり、プライベートでも遊ぶ仲になり、彼女が転職してからも、交友関係は続きました。
そんな彼女の異変に気が付いたのは、当時彼女が恋人と同棲していた自宅に遊びに行った時のこと。
お酒を飲んで酔ってるわけでも無いのに、目がとろ〜んとして気怠そう。
調子が悪いのかな?と思い、その日は長居せず、早々に帰宅しました。
後々知ったのですが、彼女はこの時、薬物の使用と睡眠薬をODしていたそうです。
(睡眠薬が効いていたので、この時の記憶はほとんど無いそうです。よくまあ会話が成立していたな…)
数日後、突然彼女から電話がかかってきました。
📱<prrrrr..
はああああああ!?
彼女は号泣し、パニックになりながら話していましたが、聞いてるこっちもわけが分からん!
齋藤:っていうか、何で万引き?
聞くと、彼女は常習的に睡眠薬をODしており(1ヶ月分で処方される量を1週間で飲み切るレベル)、ODしてぶっ飛んでいる間は、記憶もぶっ飛んでいるようで、その間万引きを繰り返していたらしいです。
彼女が通っていた町医者が、規定量の処方を守らないヤブ医者だったらしく、訪れる度「眠れない」と言えば睡眠薬を処方してくれたそうです。
睡眠薬は、心療内科でなくとも、内科や皮膚科などでも処方するお医者さんはいるらしく、彼女はそんな医者を転々と回って、睡眠薬を集めていました。
余談ですが、私が通院している心療内科では、規定内で処方された量を一度でも早く飲み切って不足してしまうと、次回以降同じ薬を処方してもらえません。(これが普通)
齋藤:そんなの、自業自得としか言えないんだが…
友人:そうだよね、ヒック。彼氏ともう終わりかもしれない、ヒック。
彼女に同情する余地は1ミリも無く、寧ろ当時の恋人が気の毒で仕方なかった。
彼女の当時の恋人は、優しくて真面目で純粋な人でした。
齋藤:睡眠薬のODだけ?他に何かやってない?
この時彼女は、マリファナ以外にも覚醒剤を常用していたのですが、私に覚醒剤の使用を隠しました。
私も、まさか覚醒剤までは使っていないだろうと思ったので、特に追従しませんでした。
彼女は前科が無かったので、数日間の勾留で保釈されましたが、その後、同棲していた恋人とは別れました。
因みに、彼女は覚醒剤もマリファナも睡眠薬のODも、当時の恋人に隠れて使用していたので、元恋人は薬物使用を知らないまま別れました。(とはいえ同棲していたので、異変には気付いていたかもしれません)
その後、彼女からの連絡は途絶え、私も「すっごい爆弾を隠されていた」というショックもあり、自ら連絡をする事もなくなりました。
そこから4年近く経った昨年12月、彼女から突然連絡が来ました。
友人の過去
友人から数年ぶりに、突然メッセージが届きました。
友人📩:久しぶりー!元気?
齋藤📩:おう、久しぶりじゃん!今何してんの?
友人📩:あのさ、電話で話せる?
📱prrrrrr...
そして、彼女と連絡が途絶えていた期間の話がはじまりました。
友人:あたしさ、元恋人と別れて同棲解消してから、薬物依存症の治療してるんだよね。
齋藤:薬物って、は!!?お前薬物使ってたの?
友人:うん。隠しててごめんね…
齋藤:薬物って何よ?マリファナじゃなくて?
友人:正直言っていい?
友人:メインは覚醒剤。でも違法ドラッグって呼ばれてる物は、ほとんど使ったことある…
いやそれはビビる。笑
齋藤:覚醒剤って、いつから使ってたの?
ビビり倒すわ。笑
考えてみれば、私は彼女の生い立ちをほとんど知らない。
16歳で薬物に手を出すに至った彼女の過去について、聞いてみることにしました。
彼女が小学生の時に両親は離婚し、父親が引き取りました。
数年後に再婚しましたが、再婚相手の義理の母親は、父親の連れ子だった彼女をよく思わなかったらしく、怒る度に暴力をふるわれたそうです。
中学生の頃、家庭環境がグチャグチャになり(この頃は家庭環境が”悪い”と言うより”悲惨”だったと言います)、「家から出て自立したい」と考えるようになりました。
彼女は高校に進学せず、キャバクラとコンビニで働きながら、一人暮らしをするようになりました。
その頃薬物に出会い、日常的に使うようになったと言います。
齋藤:因みにさ、私と一緒に働いていた時も使ってたの?
友人:もうずっとだよ。むしろ薬が無いと仕事出来なかったと思う。今はあの時と同じ仕事、絶対に出来ないよ。
齋藤:全然気が付かなかった。仕事バリバリこなしてたし。
友人:薬物常用者とか、実際に使用している人を見た事がある人だったら気付くかもしれないけれど、普通の人から見たら分からないのかもね。一度職質された時に、バッグの中身をくまなく調べられたから、警察とか薬物使用者を頻繁に見ている人からすれば、挙動で引っかかる部分があったのかも。
薬物って、知ってるようで案外知らないんだな〜と思ったのが、私も当時一緒に仕事をしていた周りの人間も、彼女が薬物を使っていると全く気付かないくらい、見た目だけじゃ分かりませんでした。
視線や呂律や奇行だったり、何かしら分かりやすい症状が現れるのかと思っていたのですが
友人:人によるみたい。使用量が多くて効き過ぎていた時は、多分私もおかしかったと思う。瞳孔を見て気付かれるんじゃないかって思ってた。
齋藤:瞳孔?
友人:覚醒剤を使ってると、瞳孔が開くって言われてるんだよね。
そんなん分かるかい。笑
友人が依存症治療で学んだこと
友人:治療するようになってから気付いたんだけどさ、”依存症”の人って家庭環境が良くない場合がほとんどなんだよね。愛情不足っていうかさ。私みたいに、10代から使ってた人もザラにいる。家にいたくなくて、グレて、友達だったり恋人が使ってて一緒に…ってパターンも多い。そういう心の隙間に、悪い大人って付け込んでくるんだよね。10代なんて、その先の事を深く考えないじゃん。
草生える。(護衛チームカモン!!)
友人:治療するようになってさ、薬物を絶つってこんなに大変な事なんだって知ったよね。後遺症もあるし、薬物の誘惑と一生闘わなきゃいけないし、色んな葛藤も、人には理解されないから話せない。全部自業自得なんだけどさ。
齋藤:薬物を使ったこと、後悔してる?
友人:使った事は後悔してない。でも、結果的に沢山の人に迷惑をかけてしまったことは反省してる。元彼や友達との人間関係を自分で壊したようなものだから…。勿論考え方は人それぞれだから、”依存症”になって後悔してる人も多くいるけれど、私は仮に16歳で使って無くても、その後の人生のどこかで使ったと思う。
齋藤:何で?
友人:ずっと興味があったから。使ってみたいって好奇心が強かったんだよね。
大草原。(護衛チームカモン!!)
齋藤:何でそんなに興味持っちゃったのよ。笑
友人:多分、メディアの影響が大きいと思う。”こういう感じになる”ってニュースとかで報道されるじゃん?アレで無駄に好奇心を煽るような知識を得ちゃったよね。
よく「痩せる」なんて聞きますが、彼女も薬物を使って無双している時は、食べなくても、寝なくても平気でバリバリ働ける状態だったそうです。
食べなくても余裕で活動出来ちゃうから、その結果「痩せる」に繋がるんだと思います。
齋藤:しかしさ、毎日使ってたら、お金馬鹿にならなくない?(覚醒剤は他の違法ドラッグと比較しても圧倒的に高額です)
友人:体を売ればどうにかなったんだよね。私の場合、一緒に使って、お金もくれる人がいたから。
友人:そう。しかも、使用期間が長くなると、身体に耐性が出来てくるから、どんどん使用量を増やさないと効いてこなくなる。元彼と別れる直前の頃は、なかなか効かなくなってて、薬が効かないと、何もする気になれないんだよね。無気力状態って言うのかな。何をするにも薬がいる。薬が無いと、日常生活もままならないって感じだったよ。
数年ぶりに彼女と話すようになって驚いたのが、「こんなに語彙力無かったっけ?」と気付きました。
「思い出そうとして、なかなか言葉が出てこない」という感じではなく、「これって何て言ったら(表現したら)いいの?」という、そもそものボキャブラリーが無い状態。
以前はそんな事無かったのに…
彼女にその事を言うと
友人:後遺症だと思う。数字も5以上を数えられないんだよね。数えているうちに、今いくつだっけ?ってなるんだ。
当事者(友人)が語る”依存症”について
まず、”依存症”と一口に言っても、対象物は様々で、よく認知されている物だと、薬物、アルコール、ギャンブル、市販薬、セックスなどでしょうか。(もっと細かくありますが、分かりやすいところで)
友人から教えてもらった中で、案外依存者が多く、あまり認知されていないのは睡眠薬だと思います。
友人曰く、依存対象の中で危険度が高いのが
薬物の場合は、売人と繋がるのと(ただ、これもネットの普及で今は超簡単らしい)、ある程度の金額が必要になってきますが、アルコール、市販薬、睡眠薬に関してはそこまで難しくないですからね…
薬物の中でも、覚醒剤は高額ですが、違法ドラッグ(例えばLSD等)は数千円単位で買えてしまうので、そりゃ若い子達でも買えちゃうし、ノリで使っちゃうんだろうな〜と思います。
そこで終わればいいのですが、違法ドラッグで最初は軽めの物を使うと、「もっと強い刺激を味わってみたい」という好奇心が高まるそうです。
マリファナはその最たる例で、ゲートウェイ・ドラッグ(薬物への入り口)と呼ばれています。
こればかりは、他の国と比較してみないと何とも言えないので、鷲尾さんにお願いし、過去にオランダ在住経験のある鷲尾さんの大先輩に、お話を伺ってみました💡
まず、話の大前提として頭に置いて頂きたいのが、宗教観の違いと、社会政策に対する考え方が日本とまるっきり異なる(オランダは合理主義の国)という事です。
ご存知の方も多いと思いますが、オランダはマリファナなどのソフトドラッグと呼ばれる部類の使用は認められています。(※但し細かく規定あり)
ハードドラッグと呼ばれる、コカイン、ヘロイン、覚醒剤等の使用は認められていません。
オランダは、日本のように「薬物」という一括りの扱いでは無く、ソフトとハードで分類する事により、ソフトドラッグとハードドラッグの市場を完全に分離し、ハードドラッグ市場を厳格に管理しています。
前述の通り、マリファナは薬物への入り口とも呼ばれており、ハードドラッグを使ってみたいという好奇心が煽られるのですが、オランダではしっかりハードドラッグへの入り口を分断し、犯罪化の抑制を図っているようです。
上記の決まり事には、「厳しい政策で薬物を完全追放することは不可能だ」という前提があります。
薬物に対し、薬物使用は公衆衛生の問題であり、犯罪ではない。という考え方があるようです。
オランダは「ハームリダクション政策」と呼ばれる独自の薬物使用者をサポートする政策が取られています。(コレは歴史的背景も大きい)
この政策には、薬物依存者、薬物常用者に対するカウンセリングや社会復帰プログラムも含まれており、きちんと「病気」として扱われ、治療を受けられます。
オランダ在住経験のある鷲尾さんの先輩曰く、「オランダは薬物のケアに関して、世界最高峰の域に入っているので、日本とかなり差異があっても全く不思議ではない」とのこと。
上の内容だけ見ると、「オランダすっげー🇳🇱!」となるのですが、日本も同じようにする事は難しいと思います。
オランダは福祉や教育面でも、世界的に高いレベルにありますが、消費税は20%超え、所得税は40〜50%ほどだそうです。
日本人の感覚だと驚きますが、欧州諸国の数字で見ると平均的。
以下、その先輩から教えて頂いたことをご紹介します。
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日本では、違法薬物で依存症になった場合、そもそも違法なんだから、依存症になる事自体が犯罪だということ。
そのような犯罪者の更生に、行政が手厚く支援をする考え方自体が、国民感情的に受け入れられないと思います。
日本人って倫理的じゃないですか。悪いことをしたら自業自得の国。
一方オランダは、前述の通り世界で最も合理的な国民性の国です。
マリファナを含むソフトドラッグは合法ですが、それは決して「マリファナが良い」と思っているわけではなく、犯罪として取り締まるコスト(血税支出)より、合法化して付加価値税(消費税)を巻き上げた方が、国庫としては良い…という考え方からくるものです。(←この考え方が、そもそも日本と大きく違いますよね)
また、国として高いレベルの教育を国民に与えれば、マリファナなどの薬物に手を出す人は減る、という考え方があります。
事実、オランダでマリファナを吸う人の大半は、隣国や南欧の国々からの観光・一般就労で来ている人達であり、合法化されていると身近にあることから、敢えてオランダ人は手を出さないんですね。
それでも尚且つ、薬物依存に陥る人がいると、酷くなって人に危害を加えたりする前に、「ハームリダクション政策」で救った方が、国としては合理的。
とはいえ、この政策の効果は現在もなお賛否両論で議論されております。
こればかりは、日本がこの種のことに予算を増額すれば解決する問題ではなく、根本的に欧米諸国のような合理的な考え方より、倫理的考え方が優先されていることが、大きな差かもしれませんね。
日本の場合、「国民全員品行方正であるべき感」があり、「ダメなものはダメ」な国ですので、薬物に限らず、ギャンブル、アルコール、セックスについても許容範囲外の人への支援に人権からの視点はないようですね。
また、地理的に島国であり、江戸時代には400年間も鎖国をしていた国であることを、忘れてはなりません。
日本でしか通じない日本語だけを話して生涯が無事終わる国ですので、グローバル化にはまだまだ大きな課題がありますね。
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鷲尾さんの先輩の意見は、決してオランダ贔屓という訳ではありません。(過去に在住していた国がオランダだけではないので)
海外の実例も踏まえつつ、客観的視点で「日本」という国を見ていらっしゃいます。
大陸で地続きの他国に比べると、日本はやはりどこか閉鎖的なんでしょうね。(前述の歴史的背景もありますが)
っていう話を深掘りすると本筋から脱線してしまうので(笑)、皆さんそれぞれ自由に考えて頂ければと思います!
人生再構築中の友人が見せてくれた「人は変われる」事の片鱗
「好奇心が強かったから使った」と語る彼女ですが、根本的に、純粋なバカなんですよね。笑
ただ、「責めるべきは彼女だけなのか?」と考えると、私は必ずしもそうでは無いと思います。
そもそも、中学生の女の子が、進学を考えず、「家を出て自立したい」と思うようになった背景には、想像を超える悲惨な家庭環境があったのだろうと思います。
数年間、彼女は極貧生活を送っていましたし、義理の母親が突然失踪し、父親が精神的に参っていた時期もあったと言います。
そんな状況下で、「家に居るのが辛いから、早く自立したい」と彼女が願ったのは、必然だったのかもしれません。
16歳の女の子をまともに雇ってくれる場所なんて限られていますし、増して一人暮らしとなると、お金が必要だったのでしょう。
そんな中、悪い大人に出会い、大きく人生が変わりました。
それでも彼女は、両親も義理の母親も、薬物を教えてくれた人も
と、明るく返してきます。
過去の生い立ちも、きっと大変な想いをしたはずなのに、彼女はいつも明るくあっけらかんと話すんです。
彼女が普段から意識している考え方は、私自身、見習う点ばかりです。
治療の過程の一つで、彼女自身の性格や考え方の改善が必要になってくるのですが、彼女が普段から人と関わる上で意識しているのは、相手の長所を見つけようとする事です。
コレって、普段から無意識に出来ている人、果たしてどれだけいるでしょう。
彼女は人の悪口を言いませんし、粗探しもしません。
ネット社会のこの世の中、一体どれだけの悪口や誹謗中傷が溢れているか。
彼女がよく言う言葉が
彼女自身が意識して、改善するようになった考え方ですが、当たり前に出来ない人が多い中で、彼女は数年前からガラッと考え方を変えてみせました。
また、以前の彼女は相手に思った事をズバズバ言う子だったのですが(良く言えば”サバサバ”、悪く言えば”無神経”)、そういった発言も無くなりました。
彼女は薬物を絶ってから、後遺症などの影響から、仕事や日常生活に様々な支障が生じ、今まで出来ていた事が出来なくなり、自信を持てなくなっていました。
周囲に事情を相談出来ないので、彼女の中でモヤモヤしていたようですが、彼女の真っ直ぐに自身の性格と向き合い、改善させた現在の姿は、私にとって尊敬に値します。
「過去」というものは、人間の真の平和をがんじがらめにする
彼女には失礼ながら、念の為確認で
友人の”過去の行い”を、否定も肯定も、するつもりはありません。
私は良くも悪くも他人の行動に無干渉なので、人の話を聞く時も、あまり感情移入しないようにしています。(でも癖でリアクションだけは一丁前らしいw)
冷たい言い方ですが、「私の人生じゃないから」という考え方が大前提。
彼女が今後の人生で、また誘惑に負けてしまったとしても「はいはい。笑」程度でしょう。
「友達なら注意しろよ!」と思われそうですが、私の人生じゃないし。
他人の指図で生きる人生なんて、そんなの自分の人生じゃない。
友人には友人の考え方や価値観がある。
私には無い考え方を持っているから、いつも新しい発見をくれる。
彼女から”依存症”の話を聞いて、今まで自分が知らなかった問題について、自分なりに調べて考えるきっかけになりましたし、そんな機会を与えてくれた友人に感謝しています。
そんな”彼女の存在”を否定したくありません。
寧ろ、自分の意思で治療と改善の方向に努力している姿を尊敬していますし、頑張っている彼女を応援したくなるのは、やっぱり彼女の為人が好きだからです。
彼女とは暫く会えませんが、またお互いに成長した姿で、再会出来る日を楽しみに待ちたいと思います。
5年ぶりに実家へ帰ったら、魔改造されていた🏠Σ(ᯅ̈ノ)ノ
皆さんこんにちは₍₍ ◝( ‾▿◝ )◟ ⁾⁾
前回のブログに書いた通り、今回は、約5年ぶりに実家に帰省した話をしようと思います🏠
前回の内容が重めだったので、今回はギャグ回にします!
ワイの実家🏠は何処!?
私の実家がある新潟まで、鷲尾さんが仕事の出張がてら、車で送り届けてくれました૮(꒦ິཅ꒦ິ)აありがと〜💖
ニュースでも報道されていましたが、 今冬の新潟(及び日本海側)は記録的な豪雪に見舞われました。
関越道で新潟に入った途端、一面雪景色☃️Σ(๑ŏ╻ŏ๑)
思わず鷲尾さんに
高速を走っている途中、雪が吹雪いて視界が悪くなってくると
身内贔屓でも何でも無く、マジで鷲尾さんは運転が上手いので、勝手におっかなびっくりしていたのは私だけでした三 ( ◜◡‾)っ)⁰▿⁰)◜
そして無事、実家に着いたのですが・・・
私は両親から「改築した」と聞いていたのですが、もはや丸ごと建て替えとるやんけ!!
玄関の場所も外観も、何もかも全て変わっており
と疑うくらい、別の家になっていました<(。ε°)>
両親揃ってお出迎え
なんか泣きそうになった。笑
母の御殿と化した実家
玄関と外観だけでも驚きましたが、中に入って更にビックリ(◎_◎;)
オール電化に変わり、外壁や床は断熱素材になっているので、冬でも家の中はあったか🧶
トイレは人感センサー付きで、人が入ると自動的に蓋が開いて、用が済んだら自動で流れる…ってコレ
言われるままリビングへ行くと…
慣れない環境は落ち着かない
元から慣れない環境が苦手なのと、当時は不安感が強く症状に現れていたので
頓服の不安止めを飲んでも
私の敏感センサーに、一番引っかかったのが生活音。
一人暮らしだと自分だけなので意識しませんが、家族で複数人いると、こんなにも色んな音がするのね(´⊙ω⊙`)
しかも、母お気に入りのシステムキッチンが、まあ騒々しいこと笑
キッチンが騒々しいというより、母が騒々しい。笑
独り言なのか、こちらに話しかけてるのか分からないテンションで、めっちゃ喋る。
📱<ピコーん💡
嘆きの父
リビングでテレビを観ていた時、東日本大震災に関する特番が放送されると
何回言うねん。笑
朝方☃️
はあああああ〜(゚´Д`゚)💨
「溜め息」と言うより、大声。笑
5分以上続く、この大声だか溜め息だかに耐えられず…
天気予報で「明日の積雪は〜」と流れる度
母の領域展開☝🏻母のペースに飲み込まれる
そして夕飯🍚
あっという間に1週間が経過⏳
アニメ見てゴロゴロしてたら 、1週間が秒で終わりました。笑
大改造された実家で一番感動したのは
外は大雪で極寒なのに☃️
こうして、5年ぶりの実家帰省は、改造された家に引きこもっていただけなので、東京の自宅と同じ過ごし方のまま終わりました。笑
次に帰省する時は、亡くなった同級生の元に、お線香を上げに行こうと思います。
因みに、実家で両親と暮らしている我が妹ですが
これは、、
絶縁状態だった母と関係修復した話
みなさん、こんにちはฅ(๑'Δ'๑)齋藤です
お洗濯大好き星人にとって、梅雨の時期は悶々とします☔️
前回のブログを読んで下さった皆さん、優しいコメントを下さった方々
執筆した物にリアクションを頂ける事は、純粋に嬉しいです❤️
今回はタイトルの通り、絶縁状態だった母親と、療養期間中に和解した話を書こうと思います🖋
親子の真っ向勝負なので、正直笑える要素は少ないです。
何が原因で私が「うつ病」を発症したのか、その根源の部分についてもお話します。
令和3年、齋藤史上最大の親子喧嘩⚡️
自己肯定感は、勝手に低くはならない
ほんの数ヶ月前まで、私は母親と絶縁状態に近い関係にありました。
自ら母親と距離を置くようになったのですが、それは、私の自己肯定感の低さの原因の一つとなったのが、母親だったからです。
因みに、原因となったもう一人の人物はパワハラ&セクハラ上司。(そんな奴が今会社経営してるとかマジ世紀末😇)
数年前に「うつ病」と診断されてから、カウンセリングを受けるようになり、心理療法士の先生と、原因を紐解いていくうちに、辿り着いた要因の一人が母でした。
先生から聞いた話と、私自身の経験上ですが、精神疾患を患っている人の中でも、特に自己肯定感が低い人は、育った家庭環境の影響が大きいと感じます。
自己肯定感が低いと、デメリットしかありません。
ただ、長い年月をかけて築き上げられた人間の思考の癖は、そう簡単には変わりません。
根気よく努力して、改善するよう努めるしかないのですが、ここで、性格がひん曲がっている私・齋藤は、一つの疑問にぶつかるわけです三ʕ̡̢̡ʘ̅͟͜͡ʘ̲̅ʔ̢̡̢
正直、カウンセリング代ってそこそこな料金なんですけど、私は心理療法士の先生に「週1ペースで通ってもらって」と言われた瞬間、開いた口が塞がりませんでした笑
仮に週1で通ったとして、何ヶ月かかるか分からない心理療法を続ける…
対極的な性格の我が父と母
私の母親は、否定の鬼です。
己の価値観が偏っていて、視野が狭いという自覚も無いので、偏見や先入観がとても強く、新しい物事を毛嫌いします🌥
絶縁状態になる前、「うつ病になった」と伝えた時も、無神経な偏見ワードを大量にぶつけられ、「この母親には、娘の病気を理解しようとか、寄り添おうという気持ちが無いんだなー」と悟りました。
母と父は、性格も考え方も真反対に等しく、父は誰にでもすぐ感情移入し、会ったことの無いテレビの向こう側にいる赤の他人でさえ、同じように苦しみや悲しみの感情に寄り添える人です。
人の痛みに寄り添い、当事者と同じ目線に立って、同じように涙を流せるのは、紛れもなく強くて優しい人だと思います。
一方母は、他人に興味が無いので、感情移入なんてしませんし、涙を流す事なんて皆無に等しいです。
共感能力が著しく乏しい人_(┐「﹃゚。)_
だから、私の病気に対しても興味が無いし、自発的に調べようとか、気持ちに寄り添おうなんて思わない。
…というか、そもそもそんな発想すら湧かないんだろうな〜と思います。
頻繁に連絡を取るようになったおかげで、父とはとても仲良くなったのですが、これがまた母的には面白くなかったんでしょうね〜( ‾᷄꒫‾᷅ )
自分に非があるとも知らず、子供みたいにへそを曲げ
なんて文句ばかり父親に言っていたようです。
母親の言動は、私の脳みそで理解出来る範疇を超えている。
けれどもそれは、母親から見た私も同じなのかもしれない。
お互いに「何コイツ( ◣言◢)」とか思いなら、気付けば3年近く連絡を絶っていました。
同級生の訃報を機に、再び母と話すように…だがしかし‼︎( ꒪⌓꒪)
そんな絶縁状態だった母と、再び話すきっかけが突然訪れました。
父から電話がかかってきたので、いつも通り出ると
父との電話を切った後…
☎️prrrrr...
そして訃報をひとしきり聞いた後
母親のターンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
親らしい「心配してた」アピールをしつつ、結局自分目線の意見しか言わない母の得意技。
「親だから本当に心配してたんだよ!」と思った方、”齋藤家の独裁者”こと、自己中モンスターを侮るなかれ🤨
この人(母)、私が病気の症状で苦しんでいる最中、ずーっと真剣に考えていたのは実家の改築の事だけですから笑(父からしこたま愚痴を聞いたw)
ことごとく他人に興味が無い人。
家族に対しても、自分が興味のある事柄で無い限り、一切興味を示さない。
興味は示さないけれど、否定はしてくる。
最近、母は人としっかり向き合う事が苦手なんだと気付きました。
私達、子供達ともきちんと向き合って来なかった。
だから、今実家で両親と暮らしている私の妹は、どんな感情も表に出さない、氷のように冷えきった人間になってしまいました。
娘が2人ともおかしくなっているのに、「自分にも非がある」なんて微塵も思っていないから、マジで脳内お花畑って羨ましいわ!
齋藤vs母⚡️地獄の大口論バトル📣母の領域展開が発動🤞🏻
同級生の訃報連絡を機に、 自然と母から連絡が来るようになりました。
最初の頃は他愛もない話をしていたのですが、ある時期を境に事態は急変します🌀
前回のブログでも書いた、「双極性感情障害」の躁状態の症状が見られ、希死念慮に取り憑かれていた時期に電話をした時の事(※この時はまだ「双極性感情障害」の診断を受けていません)
無神経発言キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
どこまでも地雷を踏み抜いていくスタイルの母!笑
↑この発言も、前回のブログで記載した「否定される事に過敏になっていた時期」に重なるのですが、私が「否定される事」に異常なほどキレる現象の根源はココ(病気の原因となった、否定されて自己肯定感が低くなった事)から来ているのでは🧐と思われます💡
私の存在を否定するんじゃねええ!!!
って、この時期はやたらと思っていました笑
この後のやり取りがまた悲惨で、会話がまともに成立してなかったです。笑
父の場合、私が多少感情的になっていても、冷静に話を聞いてくれるのですが、母の場合は私と同じ温度で反論してきちゃったんですね。
ただの親子喧嘩だったら「意見のぶつかり合い」で済む話かもしれませんが、私の母の場合、娘の私が精神疾患(しかも症状が悪化していた時期)に、無自覚に相手の意見を否定したり、より精神状態を追い込むような発言をするのは、家族の対応として宜しくありません。
家族が精神疾患になった場合の接し方は、ググればすぐに出てくるのですが、母はなーんも知らなかったんですね〜。
調べた事も無いし、知識も無いから、結局こちらに答えを求めるばかり。
母の領域展開キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「困る」というのは、母自身が「困る」という事。
「娘が死んでしまったら悲しい」よりも、「娘が自殺したら、自分(母)が周りからどんな目で見られるか」が、母が懸念する最優先事項。
如何にも、世間体や外面を気にする母らしい発言。
狭い田舎なので、噂話はあっという間に広まるし、村八分的な考え方は当たり前。
排他的意識が根強く残る地元。
古びた考え方がいつまで経ってもアップデートされないので、「今2021年なんすけど、それって西暦何年の考え方っすか??」みたいな事が多々ある。
母が放った「困る」という言葉の背景が、脳内を超高速光回線のように駆け巡り、瞬時に沸点はMAXまで上昇三ʕ̡̢̡ʘ̅͟͜͡ʘ̲̅ʔ̢̡̢
会話が地獄。笑
思い出すだけで疲弊する笑('、з っ )っ
私の希死念慮も、母親には全く理解が出来ない概念で、「お前が本気で死ぬと思ってない」とか平気で私に言っちゃうんですよね。
母は人の痛みに鈍感なので、目に見える外傷だったり、大病を患ったりでないと
と、脳内処理出来ないみたいです。
人生史上最大の敵、ラスボスはこいつかよ!って気分になりました。笑
大バトルの後、急に病気に理解を示すようになった母
大口論から数日経ち、再び母から連絡がかかってきました。
☎️prrrrrr...
その後、母も病気について自分なりに調べ、理解を示すようになり、否定的な発言をする事も無くなりました。
キレて、発狂し、泣き喚きながら話す娘のぶっ壊れ具合は、母にとって衝撃的だったらしく
と感じて焦ったようです。
齋藤、約5年ぶりに実家へ帰る
☎️prrrrr...
こうして、人生史上最大の親子バトルを経て、関係は修復し始めました。
未だに、「この母親とは一生考え方も価値観も相容れないな〜」と感じます。
母は母なりに、自分の物差しの中で「もっとこうした方がいい」と、己の価値観を押し付けてきます。
その言葉の裏には「その方が、お前も幸せになれると思う!!」という意味が含まれているのですが、幸せの基準なんて人それぞれじゃん?
母と私の「幸せ」の判断基準は全く一致しない。
そもそも私は、幸福に対する感度が異常に低いから、「幸せ」という感覚をまともに分かっちゃいない。
次回、約5年ぶりに実家に帰ったら、改築されて全く別の家になっていた話を書こうと思います。笑